本日は、インドネシアのブカシという地域にある食器屋に行ってきました。
「人は見た目だけでは、分からない」と言いますが、
「店も、外観だけでは、分からない」、と感じた一コマです。
Molly's roomに立ち寄ってくださってありがとうございます。
40代中盤から英語学習を始めた現在50代の私。
そして、現在退職して海外放浪中。
ここでは、そんな私が「へ~ぇ」と感じた日々の「あれこれ」」を綴っています。
観光ガイドやブログで、インドネシアのお買い得品やお土産品があれこれ紹介されていますが、今回、私はインドネシアの食器についてご紹介しようと思います。
インドネシアには、有名ブランドの磁器を受託製造しているところがあるようで、
製造過程で発生した規格外品が、街の食器屋さんで超割安価格で購入できます。
日本人に馴染みがあるところでいうと、ノリタケとかですね。
非正規品なので、ところどころ色ムラがあったり、白く色が抜けていたりと、どこかしからに欠点があります。
ブランド品に関しては、ロゴや名前の一部が削り取られていたり、焼き印スタンプがついたりしていて、「非正規品ですよ」という感じで販売されています。
日本にもアウトレットがありますが、それと似たようなものです。
価格は、50~70%になっているものもあり、超お買い得品。
ただ、日本のアウトレットと大きく違うのは、店の汚さ。
食器がところ狭しと積み上げられ、土埃にまみれてどのお皿も灰かぶり。
すべての食器が薄ネズミ色に煤けています。
正直、お店に到着したはよいものの、そのまま立ち去ろうかと思いました。。
でも、折角来たのだから、と、意を決して店内へ。
今回のお目当ては、RorstrandのSwedish Grace シリーズの食器と、
ブランド関係なく雰囲気のよい大皿。
(Rorstrandは、1726年にスウェーデン王室ご用達窯として創業した陶器メーカー)
口の中は埃でざらつくし、
お皿は無造作に積み上げれているので、倒さないように気をつけて歩いて、
手は埃で真っ黒になったけれど、
どうにか気になったものをいくつかゲット。
帰宅して、いそいそとお皿を洗ってみました。
そうしたら、あらびっくり!!
手触りは、磁器のつるりとした滑らかさがあるし、
本来の食器の色が現れて、とってもキレイ!
いや~、あんなに汚く触るのも嫌だったのに、なんとしたことか、大化けです。
その上、破格の安さ。
本当によい買い物ができて、ホクホクです。
店の外観だけで判断して、帰らなくて本当によかった。
世の中には、
表面繕ってキレイに見えるけれど、実際はまがい品
一見汚く見えるものの、実はお宝もの
いろいろあるから、真価って一見しては分からないもんだな。
近視眼的に一見だけで、なにものも評価するのはやめよう~、と思ったのでした。
それにしても、やるな、インドネシアの陶器製造力。
↓お店
↓ 洗った後のお皿
Bye for now