まずは去年の話
インターホンが鳴った日曜日の午後2時頃
「あの、向かいで働いている者なんですけど
お宅の屋根、板金が一部はがれてますよ
ついでなんで良かったら叩いてあげますよ」
その頃向かいでは確かに工事の作業員が出入りしていた
上に上がったときに見えたという
普段は見知らぬ人の来訪にはあまり顔をださないのだが、この時はどこなのか気になって表まで出て行った
作業服を着たその人は、優しく人の良さそうな感じに見えた
「どこですか?」
からのやりとりが約10分位
結構話し込んだのである
その間、梯子持ってきてタダで直してやるとか
中から入れないのか、とか
電話番号教えてくれればアポとってから来る、とか
「今日は日曜なのに、仕事してるの?」
と聞いた私はまだ疑ってなかった
「今日は材料置きにきただけなんで」
かなり怪しいのに
その時点では全く疑ってなかった
日曜日のまったりした気分で平和ボケしていたのか…
「すぐやりますから」という彼
平和ボケしていた私を何かが救ってくれた
「あ、今日はいいわ、悪いから。
どうするか家族に相談してみる」
部屋に戻って我に還ったのか
これはよくある詐欺の手口では、と思い至った
強盗の下見かもしれないし
アブナイ…
翌日、向かいの現場にいた作業員に顛末を話すと
フフッと笑われ
「昨日は誰も来てないし、それって怪しいヤツでしょ、詐欺とか」
ですよね~
そんな人が、最近また来たの!
コロナワクチン副反応で38度の熱出してる私のもとへ
ピンポーン!
やっとのことでインターホンにでてみると
「近くで工事している者ですが、お宅の屋根
板金が剥がれてて」
明らかに前とは違う人
でも言ってることは同じ
狙われちゃったかな
「今具合悪くて出れないの、ありがと」
熱出してて、良かったぁ