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∴MOLIVAN∵のブログ

Success Fortune 筆頭占術士
フォーチュンアカデミー 専任講師

 昨今、バスケットボールやラグビーなどのスポーツが盛り上がり、ルールさえ怪しいスポーツ音痴の僕までもTVで試合を見ていた。今までは野球でもサッカーでも一試合を最初から最後まで通しで見た覚えが殆どないのだがラグビーは途中で飽きずに見れた。画面に向かって時に声を出してガッツポーズをしたり、大きなため息と共に落胆したり、ワクワクしながら十分に楽しんだ。きっとこれからは、時々ラグビーの試合を見るのかも知れない。楽しい事が増えることは良い事である。

 しかし、本題は此処からなのだ。前回、前々回と「最近コンサートにワクワクしない」件を自己検証してみているのだが、まだ答えを見つけられていない。そこに飛び込んで来たのが今回のラグビーなのである。ここ数年来の心の何処かがシラケたまま聞いているコンサート会場での自分より、TVの前で日本チームを応援している自分の方がワクワクしていた。特別に御贔屓の選手が居たわけでも無し、取り立ててラグビーに興味も関心も無かった。年齢を重ねるにつれ音楽に対して興味が薄れたとも思っていない。だが現実は、この通りなのだ。いったい自分の中で何が起きているのだろう。音楽とラグビー何が違うのだろう。
 共通点は、簡単に思い付く。「人が人と連携して行う事」「一つの目的に対してメンバーが心を通わせている」「努力と才能の成果がLIVEで紡ぎ出されている」あるいは「やりたくとも自分には出来ない次元のプレイを目の当たりにしている」「プレイヤーの人柄に好感を覚える」等々、もっと探せば、まだまだ思い付けるだろう。しかし、逆に相違点は何だろう。きっと、そこにヒントが見つかるかも知れない。考察の末に絞り込んだポイントは「ラグビーの事は良く知らない」に辿り着いた。コンサート会場で目にする機材や楽器類、耳に響く多くの曲は既に知っている。ステージ上のアーティストやメンバーについても同様だ。本当にこれが「最近コンサートにワクワクしない」の答えなのだろうか。未知である事に対する期待と不安がワクワクの主材料と結論付けて良いのだろうか。何か少し違和感を感じる。期待と不安がワクワクを生み出す為に有用なトッピングの一つか、加えて味わいを深めるスパイスの一種だとでも言われれば納得しなくもないのだが。このままの定義なら、今後もしラグビーに関して多くを知れば知るほどにワクワク感は減少し、ロックコンサートには二度とかつてのようにワクワクしない事になってしまう。ダメだ。まだ受け入れるわけには行かない。違う答えを探すことにしよう。

 ワンドの6は、「勇者の凱旋」「勝利の宣言」などと言われている。それらは些か表面的な解釈ではあるのだが異論はない。そう言う意味もある。タロティストが留意すべき幾つかの点を示しておくならば、オリンピックでも良く目にする勝者を表すローレル(月桂樹)の冠が馬上の人物の頭上と更に周囲から良く見えるであろう手にした棒の先にも飾られている。この二重表現は過剰さを暗示する。今日の勝利が明日以降の勝利もを確約するものでは無い。またがる馬の体は大きな布地で覆われ隠されている。首は真っすぐ前を向いてはいない。この際何処へ向かって走って行こうとしているのだろうか。男は勝利を周知させる事に熱心になるあまりに足元の馬を十分に御しきれていない。




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