アラ・ガンダーラへの道 その13
アラ・ガンダーラへの道 ガンダーラはオーケストラの響きがするの巻
ガンダーラ、インディア、どういうイメージだろう
ごっつい?緻密それとも雑どころかいい加減?
そんな中、いったいこれは誰の趣味
タレ目でひょうきんなお顔のガネーシャさま。
見上げるおチュー
可愛い~~~~~~
ガネーシャ様を取り囲むのはお星様とお花お花
可愛すぎる~~~
このガネーシャちゃんの門を入ってすぐ上、
あら、天井にお花がって、
しっかりと中に入って壁側に立って見てみれば
まるで金のレースが咲いたようにピカピカ
うお~~~~~ん
鏡鏡鏡、シリアで作られた無数の鏡
写真を撮っているのはだ~れ?
百合と蝶のようだけれど細工を隠すと象やサソリ、芋虫にも見えるって
ステンドグラスもキラキラって眩しい
描かれてすぐはどんなに鮮やかだったろうね
銀色に見えるのも鏡
蓮の花の門
昼間、こんなにちいさな窓から市民の自由な暮らしを覗き見
夜、宮殿の中に明かりがともれば煌びやかな夢にいざなわれる
可愛いの、キラキラなの、そういうのは
王様の趣味?
それとも後宮の女性たちのため?
大理石や赤砂岩の彫刻もミラーワークも象嵌もそれらの高貴な人々のためであっても
名もなき職人さん達の競い合う技術や腕自慢の結晶の数々に違いない。
沢山の可愛さが意志を持たされて集まり美しく束ねられていく。
一つの建物ごとの主題にまとめられて完璧なまでに調和している。
交響曲や協奏曲が形になった世界があった。
「カノンが空間になった」、ここでそう思ったのはトン蔵だけかなぁ