「今日の3,4時間目は、
 『昔遊び』の授業で凧上げするよ。
 ◯◯ちゃんは鏡餅書いたんだ~。」

って、
手作りの凧を一年生全員であげる授業を楽しみに登校したあの日、
昼前に携帯が鳴りました。

「□□小学校養護教諭の△△です。
 お母様、◯◯さんが怪我をしてしまい、
 これから病院に行きます。       
 今からなら午前診療時間に間に合うのですが、
 病院に来ることは可能ですか?」

駆けつけた病院で見た娘の顔は蒼白。
裸足の足首にタオルを巻き付け、
今にも泣き出しそうな表情で、
養護教諭の背中におんぶされていました。

緑地で凧上げをしている際に転倒。
足首を内側に捻り、
足が地面につけないほどの痛みのため、
おんぶとタクシーで病院まで来たそうです。

レントゲンの結果、
骨は折れていないものの、
靭帯と骨の間に白い影があり、
骨が欠けているかもしれないらしく。。
私もこの類いの知識はまったくなく、
その場でギブスをはめてもらいました。
レントゲンには映らない軟骨はCTやMRI で撮影可能で、大型の総合病院で再検査することも後から考えましたが、ギブスをはめる間処置室から聞こえた悲痛な泣き声を思うと、早く家に帰らせてあげたいと思いました。

ギブス装着はひとまず3週間。
整形外科の先生は、
「身長120センチ未満だと松葉杖は難しいのだけれど、お母さん、大変かな?
学校の先生とも相談してみて。」
と言われたけど?
どう大変なのかその場では私もよくわからず。

養護の先生がつきっきりでご一緒してくださっていたので、
翌日からの学校生活についていろいろ打ち合わせをしました。

学校としては、
車椅子を用意すること、
移動の補助をすることはOK。
でも校舎がバリアフリーではないため、動きに制限があり、本人も恐らく松葉杖をつけるならつけた方が生活しやすいのでは?ということになったのですが、、、

リハビリ室で病院の松葉杖を借りてトライするも、本人、目に涙を溜めながら泣くのを必死で堪えるのに精一杯、松葉杖の練習どころではありませんううっ...ううっ...ううっ...
そんな娘を見るのも辛くて、
私が松葉杖の使い方を覚えてその日は帰宅することにしました。

帰宅後担任の先生とも電話を。
教室が2階であることも考えると、やはり車椅子は現実的ではありません。
本人も少し気持ちが落ち着いたのか、
少し練習したら、小児用松葉杖はすぐに上手に使えるようになりました。

ただ〰️〰️〰️。

本人、
怪我のことは仕方ないと覚悟を決めて元気を取り戻したのはいいですが、
わたくし、
めちゃくちゃ負担が増えました~ガクリ

毎朝毎放課後教室まで送り迎え。
自転車に乗せて校門まで。
そこからはおんぶで2階の教室まで~💧
家は狭小戸建て住居のため一日何度も階段を上下移動しなくてはならず、
当然お風呂もギブスは外せないのでつきっきりでお世話を。
病院の先生の仰る意味が、ようやく分かってきました。
体重19キロ、一年生にしては小柄ですが、
四十路の子育ては、腰にきます~。


一難去って、一難去って。。。
と言うのは、
私が復職したその月にリンゴ病で出席停止、
その翌月はインフルエンザで出席停止、 
そして今月はまさかの松葉杖生活。
毎月毎月、どうしたことでしょう笑い泣き
本気で、
「私、働くなって、暗示だろうか。」
と、考えてしまうのですが。。。

いや、
後ろ向きはだめだめ。

ママ仲間の話によれば、
隣の学校は新設校舎でバリアフリー、
車椅子の生徒もいるけれど、
そのまた隣の学校だったら、
一人でトイレに行けるようになるまで登校不可で、あるお母さんは子どもの骨折で介護休暇をとったとか?!

娘の通う学校は、授業中の事故ということもあってか、校長先生も教頭先生もご挨拶くださり、担任の先生も毎度毎度移動の補助をしてくださり、有り難いことに、怪我の翌日から一日も休まずに登校できています。


こんな足でも、
習い事も休まずに通う娘ちゃん。
えらいわ~。

そういう私は、 
食事のバランス悪いのかしら?
厄除け、足りなかったかなぁー?
いろいろ責任感じちゃうけど、 
ここは、ふんばり処かもしれない!

力を合わせて、
頑張ろ~グー