第七章 仮説と可能性


ある大学教授によると、人間の攻撃性は脳内物質セロトリンによって抑制されるらしい。
DHAが脳に取り入れられると神経細胞がセロトリンを感じやすくなり、攻撃性を抑制する。
DHAといえば、今では誰でもご存知、魚に多く含まれている。
海の生物が攻撃性の少ない事は前の章で説明した通り、
何か゛言いたいかというと、
宇宙を旅してきた宇宙人がやっと地球を探して、
(もちろん目的すらわからないのだが)
どうして攻撃してこないのか?
すでに分からないところで危害を及ぼしているという声もあるが、
真実だといえるほど公開されるに及んでいない。
そう、そんなに発達した知的生物が地球に来て、なんの攻撃すらしてきていない。
なぜでしょう?

もしかしたら、宇宙人は平和的なのかもしれない。
私もこれ以上のことはいえないが、
――――
では、最後に仮説として「宇宙人」といわれている未確認生物を
「海底人」として考えてみよう。
ここで、どうして彼らは地上に上がってきたのか?―――
この答えには、
私は答えることが出来る。
地球汚染である。
それも海底汚染である。
世界大戦後、戦争で使用した薬物兵器は日本が一番多く、海に投棄していたらしい。
もちろん他国も地上において処理できない薬物兵器のかなりの量を海底に投棄しているのだ。
そしてそれは今でも続けられている。
水深かなり深いところへ投棄しているらしいが、その詳細を知る機会はめったにない。
他に、原油の輸送事故、過去の戦争や今でも続いている核実験等々も・・・
その他知らず知らずのうちに海底に大量の有害物質をまいてしまったのかも知れない。
今あなたが見ているこのインターネットもそのひとつ。

海底ケーブルは太平洋を横断してアメリカまで達している。
もし、あなたの家の玄関あたりに切り落とせないようなワイヤロープが降ってきたら毎日それをまたいで
通勤や通学をしなければいけなくなる。
当然怒るだろう。
「だれだ!」と言って外を覗いたりしないか?
これが私の答えである。

つづく


始めから見る