説明
田舎に暮らす少女に恋をした、都会から来た少年

よく海や草原で見掛けるが、彼女の本当の正体とは??


題名
夏色彼女

作詞
苺乙女



first

潮風に誘われ

甘夏の香りを嗅いだなら

思い出すのは

優しい彼女

白いワンピに

夏色麦わら帽子

駅で佇む彼女は

何を待っているの??

時の流れが

早く感じる

Summer stop

この夏

止まらないかな??

もっともっと彼女を

見詰めていたい

悪戯に時間だけが

流れていく…



second

白い砂浜

冷たい塩水を浴び

真夏の太陽を見詰める

あれから

彼女の事が頭から離れない

聞けない名前

聞けない趣味

考えるだけで

貴女でいっぱいになる…

麦わら帽子が一つ

海に流れて行く…

砂浜には

あの彼女が

Summer time

夏の時間が

流れてく…

それでも彼女は

時間を忘れさせる

瞬きすれば

彼女は消えた…



third

広い草原で

再び見掛けた

夏色彼女

このまま

遥か彼方まで

彼女を連れ去りたい…

ねぇ

せめて名前だけでも…

彼女は微笑むだけ

そして

“ありがとう”

と、一言

彼女は消えた

Summer break

壊れた夏は

帰って来ない

蜃気楼と共に消えたのは

初恋と

ほんの少しの記憶

彼女は

この世にいなかった

最後に思い出すのは

電車の車窓から

踊る夏色ワンピ

















蜃気楼の彼女って、ありそうでなさそうですよね

でも、少年の初恋って何か胸痛いですよねラブラブラブラブラブラブ
題名
ホーム・ルーム

作詞
苺乙女



柔らかな陽射し

懐かしい風

幾度もくぐる校門も

後は指を数えるほど

自転車置き場に置かれた

大好きな“真友”達の自転車

彼等が来ていた事で

安心していたのは

僕だけだったのだろうか

ホームルームまでの道のりが

今日は短く感じる

高らかな笑い声

大好きな“女性(ひと)”の笑顔

おはようと言ってくれる世界

僕の第二の家なのかも知れない

ここが自分の“居場所”と気付くには

あまりにも遅かった

窓にもたれ

カセットテープを聞いた時

何故か涙が零れた

落書きされた黒板

雑に置かれた机や椅子

開けっ放しの窓からは

春風がそろそろ体を過る

貴女と逢えるのも

貴女の顔を見るのも

残されたのは数分の時間

友達は、今暫くは記憶の中

僕達の青春は

またここから始まる

沢山の笑顔に囲まれ

沢山の涙に囲まれ

僕達は“ホームルーム”と言う

もう一つの我が家で

別れと出逢いを繰り返す

別れは幸せのプラスに

出逢いは幸せの二乗に

僕達はその幸せをちょっとずつ分かちあって

もう一つの我が家から

巣だって行く…

サヨナラは言わない

再びここで逢える事を

信じている

開けっ放しの窓からは

桜が一枚舞い降りる

こっそりと

ゆっくりと

風で畳まれて行く日誌の間に…

記憶の花弁に気付くのは

あの女性(ひと)であって欲しい…

ホームルームに鍵をかけ

薄く唇をあけ

「ありがとう」

と、呟く