昨日の報道ステーションで、緊急事態条項についての特集がありました。

何のことかご存知でしたか?

テレビの特集で始めて知りましたが、自民党が今、憲法改正に盛り込もうとしている条項なのだそうです。

今まで大きく取り上げられていた憲法第九条よりも緊急に改正をという声もあるそうです。

昨日の報道ステーションによると、ドイツで80年前ナチスが行使した国家緊急権にそっくりなのだそうです。

つまり、独裁国家を合法的に可能にしてしまう大変危険な条項。ドクロ

これを緊急に改正を急ぐというのは、どいうことなんでしょうか?

国家緊急権とは何か?Wikiより引用します。

国家緊急権(こっかきんきゅうけん、独:Staatsnotstandsrecht)とは、戦争や災害など国家の平和と独立を脅かす緊急事態に際して、政府が平常の統治秩序では対応できないと判断した際に、憲法秩序を一時停止し、一部の機関に大幅な権限を与えたり、人権保護規定を停止するなどの非常措置をとることによって秩序の回復を図る権限のことである[1][2]。-Wiki-


緊急事態によって発動されるというのは、もっともなことと思われがちですが、民主主義ではなくたった一人の人間によって、国家が左右できることになりうるのだそうです。

つまり独裁国家。

また、なぜ、今改正を急ぐのでしょうか。

それも不可解。

これらの内容は多くの人がよく理解し、動きを見張っていかなければいけないのではないでしょうか。

無知でいると、知らない間に、知らない国になってしまいます。泣

政治に関心のない人も含め、これは知っておくべきことなのではないかと思い書かずにはいられませんでした。

ネット上でもすでに様々な情報が拡散されているみたいです。

さらなる詳細は、下記のリンクなどを参照してみてください。

安倍首相が「改憲は緊急事態条項から」と明言! 自民党が目論むのはナチスと同じ手口、その危険すぎる中身とは…

◆新聞報道◆
(毎日新聞 2015年03月22日 22時31分)
「自民党憲法改正推進本部事務局長の礒崎陽輔首相補佐官は22日、大分市で講演し、憲法改正について「一番テーマになっているのは緊急事態条項だ。そういうことをまずやっていきたい」と述べ、大規模災害時などに首相にさまざまな権限を与える「緊急事態条項」を、最初の改憲項目として発議する考えを示した。」
「2011年の東日本大震災発生時に、「憲法上の規定がなかったことで政府の対応が遅れた」との見方がある。礒崎氏は「どこの国の憲法にもある条項だ。震災などに法律の範囲内で首相に権限を与え、対処すべきだ」と強調した。」
このように自民党は、憲法改正の順番として、「9条を後回しにしてまず緊急事態条項から」と言っています。緊急事態条項の必要性は共通認識だと言った国会議員もいました。




皆様にとって、素敵な一日でありますようにハート



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