次の日にK氏とヴィクトリアさんが宿泊先の1Fのスーパーで買い物をしてから、午前11時前にはうちの事務所に来る事になっていたのだが、彼から最初に電話が入った時は既に10時半を過ぎていた。てっきりスーパーからの電話だと思って出たのだが、まだシャワー室だと言う。どうやらシャワーの蛇口の使い方がわからないようで、長い間シャワー室で格闘していたらしい。(いつも彼は早起きなので、まあ本当は違う格闘で遅くなったのだろうと思いながら)蛇口はただ回すのではなくて、レバーを上下に倒したり引いたりしてみるようアドバイスをした。するとやっと水が出だしたそうで、シャワーが終わり次第買い物をしてこちらに来ると言って電話を切った。
それから約1時間半、うちの玄関の呼び鈴がなったので出向いてみると、荷物を抱えて立っているのは彼一人である。彼女は買い物をした後部屋に戻ったそうで、シャワーを浴びた後中心地で家族達と合流し一緒にうちに来るらしい。予定では13時にパーティー開始だったので、どう考えても間に合いそうもない。私は彼女に父親達と14時ごろ事務所に来る様に話をしたのであった。
渡航して来る前から彼とは今日作る料理のメニューに関して話し合っていた。と言うのは年末年始に彼女が日本に行った際に、彼女が相当食べず嫌いだと言う事が発覚。彼も最初から無理に食べさせるような事はもちろんしなかったので、彼女は匂いを嗅いだだけで、食べなかったものが相当あったそうだ。彼にしてみれば彼女の健康を心配するのは当然である。他国で生活する場合いつも食べているような食事を食べれないだけでも辛いのに、その国の食事が口に合わないとなると致命傷に成りかねないので以外に深刻だ。
そこで、今日は彼女の家族も同伴するのであえて日本食を作ろうと言う事になったのである。彼女の家族が彼女のように好き嫌いが激しくなく、美味しそうに食べているのを見れば、少しは彼女も食べる気になるだろうと考えたからだ。そこで選んだのが、日本では一度も口をつけなかったと言う味噌汁を克服する出来るようトン汁、そして寿司は鰻とスモークサーモン、海老フライだけでは万一食べないと困るので、野菜と豚肉のフライも揚げる事にした。サラダは時間的に余裕が無いので流石にスパーで出来上がりの物を調達して貰った。
素人の私が2時間以内で上記の献立7人前を作るのは、正直きつかったが、彼女の家族が見えた時最後の豚肉が揚がるのを待っていた状態だったのでなんとか間に合ったと言う感じである。もちろん彼は背広姿で彼女の家族を出迎えた。今年に入り彼女のお母さんはイタリアに出稼ぎに行き始めたので今日は彼女の父親と2人の妹さんをお招きした。
彼は流石に緊張の色を隠せないようだが、彼女は逆にリラックスしているようだ。彼女の家族も皆緊張しているのが、私にも伝わって来ていたが、後で思い出してみると二人の妹さんは一度も声を聞いていなかったのである。そんな厳かな雰囲気を少しでも和ませようとグラスにワインを注いでいると、うちのマリオが乱入して来たので一瞬にして静寂が消え去った。こういう時は役に立つ息子ではあるが、一度騒ぎ出すと治まりがつかないのが難点ではある。
はしゃぎながら逃げ回るマリオにもなんとかグラスを渡し、マリオの『カンパイ』という大きな掛け声と共に皆でグラス合わせて、健康とそれぞれの家族の幸せを祈ってグラスを飲み干した。
彼女の話ではお父さんは最近はお酒を殆ど飲まないと言っていたが、今日の為に自家製のワインを持参して来てくれグラスも飲み干してくれた。モルドバ流である。逆に今回彼は彼女の家族にそれぞれお土産を持参して来ているそうだが、彼女の指示で帰り際に渡す事になっているらしい。
この二人の場合結婚するのは彼女が医学部を卒業してからと言う事になっているので、今回特に彼の方からお父さんに畏まった挨拶はしない事にしている。まだ1年以上あるし、父親もその事を既に了解済みで反対も全くしていないと彼女から聞いているからだ。
そんな彼女の話を証明するかのように、お父さんが彼女に『ところでお前は日本に行ったらなんか仕事をするのか?』と自然体で質問すると彼女が『今はわからない。
でも、医者ではないわ。』と笑顔で答える。それを聞いたお父さんも全く嫌な顔せずに当たり前のように『それもそうだな。』と相槌を打っていた。
お父さんの態度は、娘さんが日本で結婚するのが既に決まっている事柄のような感じで、しかも彼女が医者の道を断念する事に対しても全く反対していないのである。彼女のお母さんは元々賛成していたようなので、これで彼女の家族は一応問題ないだろう。今回の目標は達成と言う感じである。
ところでもう一つの目的である彼女の食事だが、結局トン汁は何も言わずに綺麗に平らげ、妹さんに釣られてエビフライやお寿司にも手を出していた。彼女自身リラックスしているように見えても、緊張はしていた筈でそれを考えれば御の字と言った所だろう。まあ慌てず、少しずつ慣らしていけばなんとかなりそうな感じである。
その後5日間二人だけで過ごし、彼は今日帰国するが、1ヶ月後には再度渡航して来る事になっており、彼女の方がチケット代の心配をしているそうだ。二人とも本当に、後1年以上も待てるのか?そこが一番の問題かも知れない。
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それから約1時間半、うちの玄関の呼び鈴がなったので出向いてみると、荷物を抱えて立っているのは彼一人である。彼女は買い物をした後部屋に戻ったそうで、シャワーを浴びた後中心地で家族達と合流し一緒にうちに来るらしい。予定では13時にパーティー開始だったので、どう考えても間に合いそうもない。私は彼女に父親達と14時ごろ事務所に来る様に話をしたのであった。
渡航して来る前から彼とは今日作る料理のメニューに関して話し合っていた。と言うのは年末年始に彼女が日本に行った際に、彼女が相当食べず嫌いだと言う事が発覚。彼も最初から無理に食べさせるような事はもちろんしなかったので、彼女は匂いを嗅いだだけで、食べなかったものが相当あったそうだ。彼にしてみれば彼女の健康を心配するのは当然である。他国で生活する場合いつも食べているような食事を食べれないだけでも辛いのに、その国の食事が口に合わないとなると致命傷に成りかねないので以外に深刻だ。
そこで、今日は彼女の家族も同伴するのであえて日本食を作ろうと言う事になったのである。彼女の家族が彼女のように好き嫌いが激しくなく、美味しそうに食べているのを見れば、少しは彼女も食べる気になるだろうと考えたからだ。そこで選んだのが、日本では一度も口をつけなかったと言う味噌汁を克服する出来るようトン汁、そして寿司は鰻とスモークサーモン、海老フライだけでは万一食べないと困るので、野菜と豚肉のフライも揚げる事にした。サラダは時間的に余裕が無いので流石にスパーで出来上がりの物を調達して貰った。
素人の私が2時間以内で上記の献立7人前を作るのは、正直きつかったが、彼女の家族が見えた時最後の豚肉が揚がるのを待っていた状態だったのでなんとか間に合ったと言う感じである。もちろん彼は背広姿で彼女の家族を出迎えた。今年に入り彼女のお母さんはイタリアに出稼ぎに行き始めたので今日は彼女の父親と2人の妹さんをお招きした。
彼は流石に緊張の色を隠せないようだが、彼女は逆にリラックスしているようだ。彼女の家族も皆緊張しているのが、私にも伝わって来ていたが、後で思い出してみると二人の妹さんは一度も声を聞いていなかったのである。そんな厳かな雰囲気を少しでも和ませようとグラスにワインを注いでいると、うちのマリオが乱入して来たので一瞬にして静寂が消え去った。こういう時は役に立つ息子ではあるが、一度騒ぎ出すと治まりがつかないのが難点ではある。はしゃぎながら逃げ回るマリオにもなんとかグラスを渡し、マリオの『カンパイ』という大きな掛け声と共に皆でグラス合わせて、健康とそれぞれの家族の幸せを祈ってグラスを飲み干した。
彼女の話ではお父さんは最近はお酒を殆ど飲まないと言っていたが、今日の為に自家製のワインを持参して来てくれグラスも飲み干してくれた。モルドバ流である。逆に今回彼は彼女の家族にそれぞれお土産を持参して来ているそうだが、彼女の指示で帰り際に渡す事になっているらしい。この二人の場合結婚するのは彼女が医学部を卒業してからと言う事になっているので、今回特に彼の方からお父さんに畏まった挨拶はしない事にしている。まだ1年以上あるし、父親もその事を既に了解済みで反対も全くしていないと彼女から聞いているからだ。
そんな彼女の話を証明するかのように、お父さんが彼女に『ところでお前は日本に行ったらなんか仕事をするのか?』と自然体で質問すると彼女が『今はわからない。
でも、医者ではないわ。』と笑顔で答える。それを聞いたお父さんも全く嫌な顔せずに当たり前のように『それもそうだな。』と相槌を打っていた。
お父さんの態度は、娘さんが日本で結婚するのが既に決まっている事柄のような感じで、しかも彼女が医者の道を断念する事に対しても全く反対していないのである。彼女のお母さんは元々賛成していたようなので、これで彼女の家族は一応問題ないだろう。今回の目標は達成と言う感じである。
ところでもう一つの目的である彼女の食事だが、結局トン汁は何も言わずに綺麗に平らげ、妹さんに釣られてエビフライやお寿司にも手を出していた。彼女自身リラックスしているように見えても、緊張はしていた筈でそれを考えれば御の字と言った所だろう。まあ慌てず、少しずつ慣らしていけばなんとかなりそうな感じである。
その後5日間二人だけで過ごし、彼は今日帰国するが、1ヶ月後には再度渡航して来る事になっており、彼女の方がチケット代の心配をしているそうだ。二人とも本当に、後1年以上も待てるのか?そこが一番の問題かも知れない。
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