T氏の滞在期間は5日間である。4月上旬になりやっと気候が暖かくなって来たので、渡航前からキシナウ郊外の森でバーベキューをする計画を立てており、T氏はわざわざ日本から国産の牛肉とずわいがにを持参して来ていた。ところが週間天気予報を再度確認してみると渡航3日目より急激に気温が下がると言う予報になっている。彼が到着する前まで20℃近くあった気温が一気に10℃前後まで下がると言うので我々は慌てて2日目にバベキューを決行した。

DSC_0301 早朝近くのスーパーまで皆で買出しに行き、その後事務所で仕込みをしたのだが、サラダは彼女が作ると言うので、我々はじっくりと彼女の包丁捌きを見学させて貰った。彼は自分で料理を作るのが好きなので、女性には別に料理の腕は望んではいないとは言うものの、彼女の包丁の使い方はまずまず合格のレベルだったようだ。まあ自分の奥さんが美味しい手料理を作ってくれて喜ばない男性がいない訳はないので彼女のポイントが少しアップしたと言う感じだろうか。

t4 仕込みを終えた我々はキシナウから車で20分ほど離れたバーベキュー場にやって来た。森の中だが風が強く結構肌寒い。なるべく風が吹かないテーブルを選び早速、火を起こし始めた。最初は一緒に墨起こしを手伝っていた彼であるが、暫くするとマリオに連れられて近場を散策に出かけた。うちのマリオがお母さんにプレゼントする花を摘みに行きたがっていたからである。

 暫くして二人が戻って来ると、マリオから花束を受け取ったうちの家内がT氏に向かって怒っている。彼が彼女に花束を持って来なかったからである。きっとマリオがなんで花束を摘んでいるのかわからなかったのかも知らずに手伝っていたのであろう。

 思いやり深い日本人らしい行動であるが、家内の言う通り、男としては確かに頂けない行動ではある。まあ日本人が花束を女性に贈る習慣を身に着けていないのを知っている家内は、彼女がカチンと来る前に怒ったに違いない。するとそんな彼の行動を見て今回我々と一緒に同行して来た私の友人がマリオと彼に手招きをし、3人は先程よりも森の奥の方に消えて行った。

t3 最初の和牛が焼き上がった頃、3人がそれぞれの手に花束を持ち帰って来た。まず私の友人が彼の奥さんに片膝をついて花束を渡すと、マリオと彼がそれに続いた。きっと日本ではこんな光景は目にする事は無かっただろうし、彼も初めての体験だろう。私も流石に方膝をついてプレゼントはした事がないので彼が渡す時にはマリオと一緒に拍手で迎えた。

 t6 そのお返しがこの写真であるが、もちろんこれがファーストキスではない。ファーストキスは日本からのお土産を渡した時に済ませているからだ。ただしこの辺りのスキンシップは日本女性とは大きく異なるので、これで彼女を落としたと早合点してはいけない。あくまでも軽いお礼の気持ちと受け取るのがここでは一般的である。ただしそのお礼がディープキッスならば話は別であるが・・・

 焼き係の私は数切れとは言うものの久振りに日本の焼肉の味を味わい大満足したのは言うまでも無く、肝心の彼女も和牛の美味しさを堪能したようで次は是非日本で思いっきり食べてみたいと、最初は肌寒かったものの興奮覚めやらぬ中、バーベキューパーティーは幕を閉じた。

 彼女の要望に答えて明日はアイススケートに行く予定だが、今のところ至って順調と言う感じである。

 
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T氏の飛行機が1時間半遅延したと書いたが、実は彼の後にアナさんを迎えに来られたH氏は4時間、その前に渡航されて来たK氏も約1時間半の遅延であった。日本からの接続も1時間半しかなくても予約が入れられるのも原因の一つなのかも知れないがそれにしても酷すぎると言う感じである。今後夜に到着の便の場合女性会員も出迎えに呼ぶべきかどうか迷うところである。

 今回のT氏の場合はイリナさんと会うまでの時間が短縮した事で緊張する時間が短くなり好都合だったのかも知れないが、予期せぬ遅延によりお互い疲れた状態で会うのは余り好ましくないだろう。そう考えると初めてのお見合いでしかも夜に到着する便を選ばれた場合は、お見合いを次の日にセッティングする方が懸命だと感じている。なんと言っても最初に会った時のイメージが一番大事だからである。

 イリナさんが予定よりも約1時間ほど遅れて事務所にやって来たのだが、どうやら彼に渡すプレゼントの用意に手間取っていたようである。昨晩もうちの家内に電話をして尋ねていたので準備出来るのは今日授業が終わってからしかないからだ。

t1 自己紹介を済ませ彼が彼女にプレゼントを渡すと早速彼女も用意していたプレゼントを彼に手渡した。趣味である詩を彼女の写真にプリントし額に入れた物である。照れくさそうに額縁と一緒に写真を撮るT氏を見ていると喪主が写真を抱えているように見えて噴出してしまったのだが、彼も同じように思ったらしい。

 これはモルドバでは良くあるプレゼントですか?と彼が私に尋ねて来たので、余計笑ってしまったのだが、うちの家内にお金を掛けるよりも気持ちの方が嬉しいものですよとアドバイスされて今回のプレゼントを用意した彼女にしてみれば気分を害したに違いない。ちょっと眉間にシワを寄せたので彼女に直ぐにその場で謝ったのだが、彼が喪主に見えたと聞いて彼女も一緒に大笑い。一気に場の雰囲気が和んだ。

 t2 我々は二人を連れて近くのレストランに移動したが、まだ彼は緊張しているようである。物静かな彼とは逆に陽気で明るい彼女なのでこのカップルは私から見れば非常にバランスが取れているようには見える。彼もその辺の事はしっかりと把握しており、彼女と結婚したら完全に尻に敷かれるだろうと予測していたが、彼が亭主関白を望んでいる感じではないので問題はなさそうだ。

 彼女が完全に主導権を握っているとは言え、緊張しながらも彼も結構冷静に状況を見ているので、黙って相手の言う事を聞きながらも逆に相手を上手くコントロールできるタイプなのかも知れない。そんな感じの二人である。

 彼は入会当初より自分は全く高望みはしていないと言っているように、彼の方から断る事は考え辛いだろう。となると後は彼女の気持ちと二人の相性の問題である。初日の彼女の彼に対する応対は悪くはないところをみると、後は彼女の強さが彼の大人しさにより、これ以上増長されなければ上手く行きそうな気はしているのでだが・・・


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性格
 今朝日本に無事に到着しました。と昨日日本に向けて旅立ったH氏とアナさんからメッセージが入った。日本での同棲生活も今までどおり順調にいけば、日本で入籍しこの秋にはモルドバで披露宴を挙げる予定である。このお二人に関しては、まず間違いなく結婚まで至るだろう。

 今回H氏が到着した15日は復活祭でバスが運行しないとは知らずにバス停で待っていたアナさん。彼が到着するのが深夜近いので無理してタクシーで来ないようアドバイスをしたのであるが、次の日の早朝我々の車が彼女の実家に到着した際に、玄関から門までの約100mの泥濘の中を猛然とダッシュして来た彼女がとても印象的だった。

 その1時間後、彼女のご両親に日本で入籍したいと頭を下げ、二人の結婚を快諾してくれた父親に勧められるまま気前良くワインを飲み乾し酔っ払ってしまったH氏。普段他人にあまり弱みを見せない彼なので、それだけ嬉しかったと言う事だろう。緊張から開放され千鳥足になった彼の隣で優しい笑顔で見守りながら支えていた彼女を見て、この二人なら日本でも上手くやって行けるだろうと確信した私だった。

 昨日の空港には彼女のご家族も見送り来られたのだが、彼女のお母さんは涙を必死に堪えながら彼女にこんなはなむけの言葉を送っていた。

 『貴方は今日ここを旅立った瞬間からモルドバ女性ではなく、日本女性として生きなさい。私が今まで言った事を守って来たように、今度は彼の言うう事をちゃんと聞くんですよ。そうすれば彼と幸せな家庭を築けるから、頑張りなさい。』

 -30℃の猛吹雪の中、隣街まで歩き6時間以上掛けて彼と交信する為にキシノウの私の事務所までやって来た彼女ならば必ずやお母さんの言いつけを守り、幸せな家庭を築くに違い。またうちの会員男性の中でも一番と言って良い位、思いやりがあり面倒見が良く、相手を気遣う彼なので彼女を幸せにできるだろうと確信している。

 今回結婚が決まったH氏は7年以上も前から私のブログを愛読されていたそうで、昨年入会された時に、『なんで30代のうちに入会しなかったんですか!そうしていれば間違いなく理想に近い女性と結婚できたでしょう。40代になるとそれだけ女性の反応が変わりますから。』と言ったのを今でも覚えているが、どうやら愚問だったようだ。

 ちなみに彼が何故直ぐに入会しなかったのか?もちろんこの業界があまり信用が無い事もあるが、海外旅行をした事が無かった為に、遥か彼方のモルドバまで渡航して来る勇気が無かったそうだ。このままだと本当に一人寂しく一生を終わると感じ思い切ってコンタクトを取って本当に良かったと今回頭を下げておられたが、結果的には彼の慎重さが、アナさんという素晴らしい伴侶との出会いを作ったのかも知れないし、まるでこうなる事が最初から決まっていたような運命的な出会いをお二人に感じた今回の縁であった。

 結婚がほぼ決まり彼女を思いやる彼の要望からお二人の写真は過去のを含めてブログには掲載ませんが、会員コミュニティーの方には写真をUPするつもりなので会員の皆さんはそちらをご覧あれ。尚T氏の続きは明日から随時更新して行きますのでお楽しみに。


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