昨日日本からフラウキタル四重奏団のチャリティーコンサートが無事終了したとの連絡が入った。私も多少なりお手伝いさせて頂けた事に感謝している。とは言うものの思っていたほど募金は集まらなかったようで正直残念な気持ちも込み上げてきた。
 
 日本より貧しいルーマニア人でさえ道端で物乞いをする老人を見ると自分の懐の中身を忘れて恵むものであるが、今回来場下さった方達にはそのような気持ちがこれっぽっちも沸かなかったのだろうか。演奏が終わった後の拍手を考えれば皆感激した事は間違いない。昔日本のドラマで”同情するなら金をくれ”と言う言葉が流行った事があったが正にその通りである。それともまだ日本ではチャリティーという運動が成り立たないのであろうか。いくら不景気とはいえ今回は少なからずもルーマニアに興味を持っていたり何かしらルーマニアと関わっている人々を招待したはずである。別に招待客を責めるつもりは無い。もし私もルーマニアに来た事も無くあの場に居合わせていたらどうだったであろうか。ルーマニアでは一度も子供に恵んだ事が無い私である。なぜかと言うと通りで見かけるジプシーの子供達は親がそうさせているのを知っているからで楽をして金を稼げると教育したくないからなのだが・・・・
 コンサート終了後会場に設置してあった募金箱を手とって初めて奉仕運動の難しさを痛感させられた事は間違いない。
 
 今回掛かった経費は私の知人がすべて自己負担したのでそれを使わずにそのまま寄付すればルーマニアにいる孤児たちには相当役に立った事は間違いない。しかし何事も初めから上手く行わけもなく今後このような運動を続けていけば必ずしや大輪の花を咲かす事ができると信じている。
 彼にはこれにめげず是非今後とも頑張って頂きたいと思う。私も影ながら応援するつもりである。