こんにちはG1です。
****このブログの読み方****
このブログは基本的に新井先生の著書
「ケラチン線維の力学的性質を制御する階層構造の科学」
といういかにも難解な本をできる限り簡単にG1が解説しているつもりです。
タイトル下の赤太字が今回の一番のポイントになっています、
また青字は私の解説です、忙しい方はできればこれだけお読みください。
できる限り頑張って読んでくださいね。
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新 新井先生の本を読む #10
1-6-3 IFの構造(p14 〜p16 )
自然はいつも安定の方向に動く
(毛髪分子も安定したい)
ずっと毛髪の構造をやっているわけですが、
毛髪の構造を理解することが全ての始まりだと思います。
今日はIFの構造のポイントです。
下の図を見てください。
IFはこのように右巻き螺旋2本がコルイドコイルロープ構造を
しているわけです。
そしてこれを上部から見てみると
こういう府になります
a→gに向けて右巻きにアミノ酸が配置され側鎖が
外に向かって伸びています。
このaとgの点線が疎水性結合(* 1)をしています。
図には書いていませんが、このIF分子は水にまとまられています。
またdとeがイオン結合(*2 )しています。
この分子は2本が内側を向いています。
この疎水結合とイオン結合が2本をしっかりと固定しているのです。
この疎水結合やイオン結合が取れるとIFは崩れていくのです。
IFは全てがびっちりと2本の螺旋がくっついているわけではありません。
(このことについての詳細は「新井先生の本を読む#9」をお読みください、
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)
くっついているところとくっついていないとこがあり、
そのくっついているところが離れると・・・・
もちろんIFの中にはSS結合も水素結合もあります。
多いのが疎水性結合とイオン結合ということです。
マトリクスだけが還元酸化や膨潤凝集を行うわけではなく
硬いとされている繊維部分もそれが起こるということです。
これは毛髪や羊毛といったケラチンを持つ繊維特有で
シルク(フィブロイン)綿(セルロース)にはない現象です。
なので毛髪は自由に動き回ることができ柔軟性に富んでいるのです。
しかし、自由に動き回ることを望んでいるわけではありません、
毛髪はできたらしっかりと安定して固定していたいわけです、
ですのでこのような構造を取っているんですね。
(このことがマキュウに役立っているんです
)
今日の注釈
*1 疎水性結合
疎水性相互作用ともいいます、これ自体を説明をするのは
非常に難しいです、ですので水を介さないで分子同士が
引力のように引き合ってくっついている力と考えてください。
これも水素結合と同じで弱い力で引き合います、
ただ量が多いとやはり力は大きくなります。
*2 イオン結合
電気極性によって引き合うことにより結合する
酸性アミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸)と
塩基性アミノ酸(リシンやアルギニン等)が+電化と
ー電化が引き合う。
簡単にいうと磁石のSとNが引き合うと考えて良いと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました
m(_ _)m
G1
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