ブログ、Twitter含め久々の更新となってしまいました。
東北地方太平洋沖地震の後。
情報が交錯する中、なかなか自分の考えがまとまらず
書いては消し、の繰り返しでした。
しかし、予定していたライブも迫っており
ご心配の便りもいただいていたため、今の考えや気持ちを
述べようと思った次第です。
まず、今後のMolmott Echoの活動につきましてですが
これまでと変わらない活動を続けます。
23日のライブにつきましても、予定通り出演することを決めました。
直近のライブについては、相当に悩みました。
全体的に自粛ムードが漂う中で、バンドのライブ出演に対して
批判的な意見も飛び交っています。
被災地の状況を考えると、ライブ等の娯楽を開催するのは不謹慎ではないか。
という意見があります。
確かに、自分もそう感じ、悩みました。
この意見に、何も間違いは無いと思います。
その一方で
「自粛し、皆が揃って経済活動を辞めてしまったら日本の経済は落ち込む一方で、
被災地の復興は遅れてしまう。動ける人は、動けない被災地の方々の分も活動すべき」
という意見もあります。
これもまた、正論です。
飛び交っている意見は、どれも正しい意見なのです。
しかし、相反するものもある。
一つのものさしで導き出せる正解が無い。
そういう状況なのです。
数学のように、一つだけの確かな正解が無い。
だからこそ、自分の考えをしっかり持って決断することが
必要なのだと僕は思いました。
「ライブをする気分になれない」と出演を自粛するバンドさんも
いるかと思います。
これも、また間違ってないと思います。
正当な理由です。
しかし、中には自粛ムードに流され、自分達の考えに関わらず
自粛をしている人達もいるように感じます。
これは、なにか違うと思います。
では、自分達はどうすべきか? 連日、悩みました。
地震の後、企業やお店は建物の損壊による休業や
電力不足に伴う営業時間の短縮等、深刻な経済的ダメージを
受けています。
ライブハウスやイベント会社においても、イベントが開催
できない状態が続けば、すぐに経営が不可能となるでしょう。
自分は、人が集まり音楽を通して時間を共有出来る
ライブハウスという空間が好きですし、お世話になっている
ライブハウスやイベント会社を守りたい。
そして、こんな状況の中で自分達の演奏を聴きたい方が
いるなら、それに応えたい。
僕らは残念ながら、メジャーアーティストのように大規模な
チャリティー公演を行えるような規模のバンドではありません。
直接的には、近い存在であるライブハウスやイベント会社、
そしてお客さんのために演奏することしか出来ない、
小さなバンドです。
しかし、活発に活動を続けることが、間接的ではあっても
引き篭もっているよりは、被災地の復興に繋がると考えます。
バンドとしては行えないまでも一個人として、ささやかながら
自分の今の生活の中では、小さくない額の募金も行いました。
節電についても、出来る限り行っています。
必要以上に物品を購入することはしておりません。
こうして「出来ることを出来る範囲で」一人一人がやっていくことが
いずれ大きな力に発展していくのではないでしょうか。
経済的に豊かな方はまだしも、我々小市民にとっては、
全てに対して正解、と言える行動を取ることが難しいのが現状です。
僕らは小市民なりに「出来ることから」の一歩として
これまでと変わらない活動を続け、周りの人を守ることから
始めようと思います。
あと…節電について。
ライブを行うことが過度な電力消費に繋がるのでは、という懸念が
あり、これが一番の悩んだところでした。
具体的な消費電力から算出してみようと調べていたところ、
とあるライブハウスの例ですが、1日の消費電力が20人の一人暮らしの
1日の消費電力を上回ることはない。 とのことでした。
出演者とスタッフだけでも、一公演で20人前後の人がライブハウスに集まります。
つまり、皆さんが外出時にしっかりと電気を切って出掛ければ
ライブハウスに人が集まっただけ、節電に繋がるということです。
そして、ドリンク一杯あたりの売り上げから100円、寄付にあてると
いったような活動を多くのライブハウスが行ってます。
節電にもなるし、募金活動も行えるのです。
そして、ライブ出演をするにあたり。
交通機関もここ数日で回復の兆しを見せておりますが
万が一、ということも考えられます。
ご来場いただく皆様の安全を考え、当面ライブ会場周辺の避難所情報を
掲載のうえ、イベント出演を行おうと思います。
3/23 渋谷TAKE OFF 7
渋谷区/避難所施設一覧
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/hin
当日、プリントアウトした物もバンドで所持しておきます。
長くなってしまいましたが、ライブでまた皆さんの元気な顔が
見れるのを楽しみにしています。
最後に…
今回の地震により、多くの尊い命が失われたことに
謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り致します。
並びに、被災地の皆様に対し心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を願っております。