この人は たしかにそうだ違いない 近所に住まう 尺八職人
よたよたと 買い物袋ぶら下げて ひたすら歩く 住まいはすぐそこ
あいさつを したいと思うがすきがない あの風格は なんともいえぬ
はっと見る するどい眼つきささる これは喋れぬ そのまま過ぎる
お日様が きつく地面に照り付ける 職人の背に 歴史が見える
          
           
 小生と同年代でしょうか
 すでに現役より退いていると思われます
 後進の指導をたくされたんでしょうね
         
 小生の尺八はこの方の
 後輩の方に作っていただきました
 
 元来
 尺八は音程のとりにくい楽器ですが
 現代音階に近づけるために
 穴の位置が工夫されています
 先人の経験があって少しずつ改良されるんですね
           
 先日、国会議員の発言で「北方四島・・・戦争で・・・」
 という発言
 先人の政治経験はどのように伝わっているんでしょうか

 

 これからの日本・・・・心配です

 

 
 

  尺八演奏も聴いてください→クリック
 2019年5月号の演奏曲⇒琴古流「志図の曲」