木工機械の第一陣が仮工房に到着しました。
どれも、中古ですが、よく整備いただき、運んできてくれました。
残りの機械が来れば、慣しながら本格的な仕事がはじめられます。

$工房の傍らで@伊東 ~木糸土カミさん日記~  -機械

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持っていた世界一といわれた大洋製作所の自動鉋盤
以前の記事の写真がそれです。
入手困難と思っていたのですが、機械屋さん、同じものを探してくれました。
『1mmくらいまで薄く出来る!』と機械屋さん、精度を試してみているところ。


いろんな木工機械を使って製作しますが、店主にとっては、鑿(ノミ)や鉋(カンナ)
の延長線上で決して自動化して大量生産品を作るためのものではありません。
作りたい物の為に必要と考え集めてきました。

持っていた機械の中には、何社も生産を打ち切ったり、会社そのものが
無くなってしまった所もあります。大洋製作所もそのひとつで
世界一と思う性能を持っていても立ち行かなくなるのは何故でしょうか?

作ることを、コストコストで海外に依存し、日本の木工所や建具屋が次々と廃業に
追い込まれていったのでしょう。

思うように機械も揃えにくく、作り手も育ちにくい木工の世界ですが、
お世話になっている機械屋さん、石川興業の社長のように、
やる人には、とことんつきあって揃えてくれる頼りになる助っ人もいるのです。
社長、いつも、感謝しています。