こんにちは、黄金の追っかけ道の木犀ねえさんです。
沖縄からただいま!
飛行機が無事に羽田につくか、
ひやひやしたよー。
ANAベテランパイロットさん、ありがとう!

でね、パワースポットの続きなのですが、
首里城では、
眺めがいいなーとか、
天気がいいなーとか、
風が気持ちいいなーとか、
そういう感じだったんです。
ただ、ふと、
「京の内(きょうのうち)」というとこに行くと、
なんか、ざわざわしたの。
「ほんとに、出来んのか?」
みたいな気持ちが湧いてきて、
勢いだけでいける年でも無いんちゃうか?
みたいなね。
でも、京の内から展望台に抜けると、
まぁ、なんとかなるんちゃう?
みたいにね、
見晴らしがいいところに出たとたんに、
楽観的な気分になった。
不思議なもんだなー。
日陰でちょっと鬱蒼としてただけかもしれんし、
パワースポットだ、と自分で自分に
暗示をかけてたのかもしれない。
でも、ちょっとざわざわしたな。
なんだったんだろ。
でも、そんなざわざわが吹っ飛ぶような場所が!
首里金城町石畳道
なんじゃこれは、の石畳。
ちょっと神妙な気持ちになる石段と木々。
その道を下っていって、
ここ入って大丈夫なの?
という細い道を進むと、
樹齢300年、大アカギが!!

なんかね、これぞ、これぞ、です。
神聖というか、
言葉が出ないでしたねー。
畏怖?畏敬?
圧倒される感じってこれだ、というか。
特に何かがあるんじゃなくて、
ただ、そこにいる、というだけの存在感。
存在に圧倒されるって、コレだ、と思った。

わたしの他に中年のご夫婦と一人の女の人がいたけど、
それ以外には人がいなくて、
静かそのもの。
ただ居る、ってすごい。
その周りの空気に圧倒される感じ。
札が立ててあって、
「年1つだけお願いごとを話されてみては」
と書いてあったのね。
そこで、ぼーっと自分は何をしたいのかな、
って考えこんでしまった。
新しい案件を進めていきたい。
仕事で成功したい。
賢くなりたい。
誰かのチカラになりたい。
充実した人生を過ごしたい。
なんかね、
いろいろと考えたようでいて、
結局、何も決まらなかった。
アカギの木に圧倒されただけで、
言葉が浮かんでこなくて、
お願いが考えられなかった。
出なおしてきます、
って感じで、その場を去ってきました。
やりたいことがいっぱいあって、
自分なりにいろいろチャレンジしてると
思ってるんだけど、
なんか、もっともっと、考えて行動して、
いろいろやってみなくっちゃ、
自分がどう生きたいかなんて、分からない。
たったひとつのお願いすら浮かんでこない。
もっとがむしゃらに生きてみよう。
そして、また来るからね、
と思ったのでした。
その場所を離れるときに、
ふと振り返ったら、白黒の猫がいて、
バイバイって手を振ったら、
ふん、って顔されたよ。
ちくしょー。
おいら、がんばってやる。