こんにちは、黄金の追っかけ道の木犀ねえさんです。
昨日の夕方。
母と伯母さんはゴキゲンで帰っていきました。
帰る前に、3人でアイスモンブランを↓
(ええ、わたしが払いましたけどね・・・笑)

さて、実は今日は、
あるバンドの解散記念日。
記念日って言うのも変だし、
けっして嬉しい日では無いんだけど、
忘れられない日です。
そのバンドに出会ったのは、
もう10年以上前になります。
別のバンドの追っかけをしていて、
あるイベントの対バンに出てたのです。
1曲めが始まったときは、ふーんって感じだったけど、
サビになった瞬間、吹っ飛んだ。
なんだろうな、あの瞬間って。
限りなく一目惚れに近いけど、
一目惚れともちょっと違う。
「あ、出会っちゃった」
みたいな。
同じくそのバンドに恋に落ちた友だちと、
そこからは追っかけまくりでした。
都内近郊はもちろん、
九州九戦ツアーがあったときは、
もちろん九戦とも参戦したし。
北海道も行った。
とにかく、当時は、
メンバーの次にライブ会場にいる、
と言われるぐらい通ってました。
(マネージャーより多い・・・笑)
そんなバンドが解散を発表した時。
実は、前もってシリアスな発表がある、と、
マネージャーさんから聞いてたのです。
わたしと、相方がショックを受けないように
気を遣ってくれたんだと思う。
それって、結局ショックが前倒しに
なっただけだったりしたんだけど。
ほんとにショックなニュースって、
頭が真っ白になるんだね。
思考停止。
言葉が日本語にならなすぎて。
理解不能。
発表後のライブでは、
泣いてるファンの子が何人もいたけど、
逆に、わたしと相方は、涙すら出ない。
「なぜ?」
って聞いても仕方ないことだし、
あのバンドが決めたことなら、
そうとうの理由があったはずだし、
どうしようもないことだ、
ってことは、分かるから。
彼らの全てを受け入れて応援するって、
わたしたちは決めてたから。
解散も受け入れるしかない。
そう決めたら、泣いてなんかいられない。
1本1本のライブを、
全身全力で受け止めて、拳を返すしかない。
ステージを楽しむしかないんだよ。
泣いてる子たちに、
「あんなに追っかけてるのに泣かないなんて」
と、嫌味を言われたりしたけど、
そんなの関係ない。
他人がどうこう言おうと、
わたしたちは、
最後の最後まで彼らのライブを応援するし、
ステージを楽しむ。
それが、追っかけてきた筋だと思ったから。
そうやってラストツアーを追っかけて、
ファイナルを迎えたのが、
5年前の6月26日、新宿ロフト。
アンコールが終わって、
ボーカルがマイクを置いてステージを去ったとき。
その時だけは、泣いた。
相方と抱き合って泣いた。
そんな思い出のある6月26日なのです。