こんにちは、黄金の追っかけ道の木犀ねえさんです。
休みの日の朝、今日は何をしようかな、
って考えながら飲むコーヒーが美味しい♪
さ、何しようかな！
そうでした、恋愛相談話の続き。
女子高生が、好きなバンドマンに
「好き」って言えなくて、どうしよう、って
話でした。
ライブハウスにしょっちゅう来てて、
普段から、気軽に話してるし、
「ｘｘさん、好きー！」
って言ってると、
やっぱ、今さら、マジに言えないよね。
そうなんですよ、言えないんだよ！
なんて言うかな、
女の子の「好き」って、いろいろあるんです。
どれも、「好き」なのは同じなんだけど、
でもびみょーに違うの。
ライブ終わって、
「ｘｘさん、今日もかっこよかった！好きー！」
って言うのは、
カッコいいライブだったよ、
すっごく、カッコ良くてキュンってなった！
ってニュアンスで、
相手のこと、バンドマンとして好きなの。
でも、相談された「好き」は、
ｘｘさんっていうオトコノヒトのことが好きなの。
中には、”バンドマンとして好き”の好きは無くて、
オトコノヒトとして好き！！
だけのパターンもあるんだけど。
今回のは、普段の「好き」と違う「好き」なの。
でもさー、
オトコノコって、鈍感なんだよなー。
女子のそういう微妙な気持ちって分からないの。
緊張しながら告白してんのに、
「どしたの、おまえ。」
とか、言っちゃうんだよなーーー。
ったく。
空気読め。
結局ね、相談された日は、
そんな乙女ゴコロの分からないオトコノコの話で
盛り上がったんです。
キュンってなるよねー。
甘酸っぱいな。
まぁ、ねーさんとしては、相談されたので、
なんとかしてあげたい、って思うんだけど、
こういうのってね、
自分でちゃんと伝えないとダメ。
誰かに伝えてもらうとか、
そんな楽しちゃダメ。
自分の言葉で、自分で伝えないと、
相手にきちんと伝わらないよ。
でも、なかなか改めて言えないっていうので、
そういう場面だけなんとかしてあげることにした。
ってことで、次のライブのとき、
その、ｘｘくんをライブ後に捕まえた。
あのさ、Ｙちゃん、そろそろ受験なので、
来月からライブ来れなくなるんだってー。
だから、見かけたら、ちょっと声をかけてあげてよ。
あまりライブ見れないからって、寂しがってるし。
ライブハウス通いまくってるねーさんなので、
こんなこと言うのはへっちゃら。
ｘｘくんは、そのあと、Ｙちゃんと二人でちょっとだけ
お話したみたい。
あとで、Ｙちゃんからメールもらった。
ちゃんと「好き」って言ったんだって。
いつもの好き、とは違う好きだからね、
って言ったって。
ｘｘくんは、ニッコリして、ありがとう。
って言ってくれたんだって。
Ｙちゃんは宣言通りに受験勉強に突入で、
ライブハウスであわなくなったから、
そのあと、二人が付き合ったとか、どうとか、
そういのは分からない。
ｘｘくんのバンドは、冬の間に解散しちゃった。
受験が終わって、大学生になったＹちゃんとは、
春に下北沢のライブハウスで再会した。
髪の毛をきって、お化粧して、
もうバンドＴシャツを着てなかった。
そのあとは、わたしも見たいバンドが変わって、
下北沢から他のエリアに行くことが増えて、
あんまり、Ｙちゃんや、その頃の友だちとは
会うことが減っちゃった。
でも、ときどき、
いつもの好きと違う好き。
って話を思い出すんだなー。