興味をもったら我慢しないのが黄金の追っかけ道。
思い立ったら即行動!木犀ねえさんです。
風は冷たいけど、日差しはちょっと春の匂い。
こんな日は、
「ピンチをチャンスに」
の精神で過ごしたい。
・・・はい、風に煽られて、
せっかく干した洗濯があっという間に飛ばされて
アパート下の駐輪場に落ちてしまった日曜です。
お気に入りのふわふわパイルの枕カバー。
まったくさー。もー。
いやいや、ポジティブにいこう。
(といいつつ、まだ面倒で拾いに行ってない・・・)
でね、この「ピンチをチャンスに」って精神は
かなり大事なんですよ。

高校生のとき、憧れの先輩に手作りクッキーを
プレゼントしたときの話。
もともと手作りなんて苦手なんで、
案の定、軽く失敗したんだよねー。
でも、どうしても手作りをあげたくて、
見栄えだけアイシングで誤魔化してあげたのね。
自分でも失敗ってわかってるのを
あげるのもどうかと思うけど。
で、やっぱり美味しくなくてさ、
先輩に
「あれって手作り?ちょっと食べるのキビシイわー」
なんて、言われたんですよねー。
1個食べてみたけど、固かったので残りはムリって
言われちゃった。
ガックリ(自業自得)
でもね、ここでへこたれたらいかん!と思って、
「先輩って甘いもの好きですよね?
クッキー練習するからアドバイスしてください!」
ってお願いして、
2週間に1回ぐらい、クッキーとか、マドレーヌとか
作ってプレゼントしたわけですよ。
ちょっと甘すぎるとか、焦げてるとか言われて。
でね、研究のため、なーんて言って、
手作りケーキのある喫茶店に行きたいので
一緒に行ってくださいって
誘ったりなんかしてさ!!!
土曜の部活の帰りに、ケーキ食べに行ったんさ!
これって、デートですよ!!
作戦成功ですな。
バレンタインデーから3ヶ月ぐらいかな、
手作り試食よりも、甘いもの食べ歩きの方が増えて。
まぁ、当時なので爽やかなお付き合いだったワケですが。
夏過ぎぐらいから、先輩の受験勉強が忙しくなって、
徐々に距離があいちゃったんだけど。
ちょっぴりキュンっとする思い出なのでした。
あ、食べ歩きで見つけたパン屋のクッキーが
すごく素朴なんだけど美味しくて、
翌年のバレンタインデーでは、
その店で買ったクッキーをラッピングしなおして
プレゼントしたことはナイショです。笑
(しかも、あげたのは、その先輩じゃない・・・)
「手作り?」
って聞かれたので、
「うん♪」
ってこたえたけどねー。
嘘じゃないもん。
ちゃんと手作りだし。パン屋さんの。
なんでもチャンスに使えるってことですってば!