新感線と関西小劇場(7) | 黄金の追っかけ道★好きなことに情熱を燃やす”いきいきライフ”

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バンドと劇団の追っかけ道を極めたアネゴが教える、黄金の追っかけライフ!追っかけ人生は究極の「幸せ追求道」。
追っかけの未来には、お金じゃ買えない愛と幸せがある。ライブは命。命短し恋せよ乙女。好きなこと追求して、いきいき人生を!

こんにちは!
思い立ったら吉日、で、行動してしまう木犀ねーさんです。

興味があることは我慢しないのが黄金の追っかけ道。

仕事でちょっと思いついて気になることがあったので、
追っかけて調べてみたら、とあるネタに大当たり

仲のいい開発部長に速攻でメールしたところです。

これ、うまくいったら焼肉おごってもらう約束♪

そして、そんな日は、さらにテンションの上がるこれ。
新感線「東海道五十三次地獄旅~踊れ!インド屋敷」
正式タイトルは、
「劇団☆新感線20th Anniversary豊年満作 チャンピオン祭り 秋味R
古田新太之丞・東海道五十三次地獄旅 踊れインド屋敷」
長いっ。



もうね、大好き。
2000年の公演で、全国追っかけたなぁ。
全国っていっても、大阪・東京・新潟・札幌だけど。
15公演以上は行ったな。
もちろん札幌も。12月の札幌は寒かった・・・

さて、ここしばらく、芝居について熱く書いてきたのですが、
芝居にハマったきっかけって、些細なことなんです。
ぴあに載ってた記事を「面白そう」って思って、
実際に劇場に観に行ったら、面白かった。

それだけなんです。

そういう人がたくさんいるとブームになるんだよね。

ある劇団を観にいって、チラシをもらって、
チラシを面白そうだなと思った劇団を観にいって、、、

そういう人が増えると同時に、
劇団側も、負けちゃいられん、面白い舞台を作ろう、って
どんどんいい作品をつくって、というのが、
相乗効果して、ブームになると思うのね。

だから、作り手が、手を抜いたりすると、
とたんにブームが去ってしまう。


小劇団ブームはずいぶん前に去ったとも言われてて、
解散しちゃった劇団も多いのだけど、
それって、ブームに乗っかって安穏としてたとか、
メイン役者がテレビに出るようになって公演が出来なくなったりとか。

バンドも同じなんだけど、
解散した劇団もあれば、今でもキラキラしてる劇団もたくさんある。

結局は、自分たちの世界観を広げることにどれだけこだわったか
じゃないかって思うんですよね。

ビジネスと同じで、
「変わらなくちゃ、も、変わらなくちゃ。」ってヤツ。

新感線は、惑星ピスタチオがぐんぐん人気が出てきたとき、
本気でヤバイ、と思ったそうです。

自分たちは人気があることに胡座をかいてるんじゃないか、
ほんとうにお客さんに面白いと思ってもらえることを
提供してるのか、と、悩んだそうです。

それが、今の、外部ゲストシステムに繋がっていった。

当時でも、動員はそうとう多い方だったし、
人気劇団だったんだけど、
「現状」にとどまらず、「変わる」ことを選択した。

それって、すごいことなんじゃないかなって思います。

劇団員が中心の芝居がいいってファンが、去ってしまうリスクもある。
でも、チャレンジした。

これは、劇団の話だけじゃなくて、
生き方の姿勢にもつながってくるような気がします。

今のままって、楽だし、それなりにやっていける。
でも、ほんとうにそれでいいの?
変わらないといけないんじゃない?

新感線の芝居を観て、大笑いしたあとに、
ふと、そんなことを考えるのでした。

うむ。
わたしにとって、新感線は人生のバイブルかもしれん。

わたしも今年は変わりますよ♪

ということで、新感線と小劇場の話はいったんオシマイです。