黄金の追っかけ道を貫き、劇団のお手伝いさんをしていた時の話の続き。
いよいよ本番が始まりました!
・・・
お手伝いさんをして初めての公演の初日。
スタッフは思った以上に忙しかった!
自分がスタッフしていることに感動している余裕なんて無かった。
暗転して、お芝居が始まると、
ロビーではグッズの売上確認と、入場チケットの確認。
入場チケットは、プレイガイドごとに枚数を数えて。
初めてのことだらけで、見るものが全て新鮮すぎて、
驚くことも忘れるぐらい。
追っかけで見ていた華やかな部分以外のスタッフワークがあるから、
楽しくお芝居を観れたんだな。
私たちが公演を楽しんでる間に、
裏では、こんなことやってたんだなーって。
知らなかったことだらけ。
お金のチェックが一段落したところで、
休む間もなく裏に回ってケータリングの整理。
いただいた差し入れをテーブルに出したり、ゴミを片付けたり。
舞台では公演が進んで、お客さんの笑い声が聞こえてきます。
再びロビーに戻って、終演後のグッズ販売に向けた準備。
サイン会があったのでイスを片付けて、整列スペースを作ります。
だいたい2時間の公演だけど、休む余裕は殆どなし。
あ、ちょっとだけケータリングの差し入れをいただきましたけどね。
そして、大歓声と拍手で終演!
お客さまが、いい笑顔でロビーに!
私もこんな顔して観てたんだなーって思った。
が、のんびりしているヒマは無いのだ。
今日は、私はお手伝いとはいえ、劇団のスタッフさんなんだから。
お客さまに気持よく帰っていただくまで、気を抜いちゃいけない!
制作さんに教えてもらったことを思い出しながら、
グッズとサイン会の整列をするのでした・・・
(続く)