わたしは「舞台」「ステージ」が好き。
つまり「ライブ」が好きです。
舞台の上の人たちのキラキラした姿にふれることで、
エネルギーをもらう、というか、幸せになっちゃうんですよね。
言うならば、キラキラオーラ浴。
照明を勘違いしてるって言われることもあるけど、気にしなーい。
だってステキなものはステキなんだし。
だから、お芝居やライブが大好き。
ステージで後光を感じる人に出会うと、つい、追っかけてしまいます。
最近は、追っかけはちょっと控え気味なのですが、、、
(その理由も、おいおい、お伝えしたいですね)
20代の頃は、劇団の追っかけにハマり、
30代の頃は、バンドの追っかけにハマってました。
追っかけって、恋なんですよね~。
黄金の追っかけ道そのもの。
つまり、恋することが途切れない毎日でした。
・・・
さて、今日は、黄金の「劇団追っかけ道」話をしたいと思います。
わたしは、20年以上前から、ある劇団の追っかけをしていました。
それは「劇団★新感線」
(「いんど屋敷」公演以降は新感線の追っかけ休止中です)
かなりメジャーになってきたし、古田さんなんてテレビにけっこう出てるし
すっかり有名劇団になっちゃいました。
初めて新感線を観たのは、23年ぐらい前かな。
まだ、いのうえ座長がスパッツ穿いてステージに上がっていた頃。
古田さんも痩せていて、めちゃくちゃ眼力があってセクシーで、
こりゃ、目があったら妊娠するって噂はホントだね、って感じ。
もちろん、その時は、初めて観たので誰が誰かなんて分からなかったけど。
とにかくもう、劇団のパワーに一目惚れ。
もちろん、物語も役者さんも個性的でステキだったんだけど、
今まで観たお芝居のどれとも違うパワーとかスピードとか、
とにかく、エネルギーの塊にやられたって感じでした。
なんだこれは!って衝撃。
そこからチラシや情報誌をチェックしまくり。
劇団員さんが出るどんな小さな客演公演にも行きました。
特に新感線の本公演は、1公演で初日・中日・千秋楽はもちろん、
土日は1回から2回、観ない日でも出待ちにだけは行くぐらいの通いっぷり。
そして興味は、関西小劇団全体に広がっていったのです。
多い時で、年間70本以上の芝居を観にいってました。
1週間に1つ以上のお芝居を観ていたことになります。
中でも気に入った劇団がいくつかあって、
そんな劇団には、やっぱり、行けるだけの公演に出かけてました。
もちろん、パンフやグッズもしっかり買うし、差し入れもしましたよ。
・・・
追っかけていた中の、ある劇団の話です。
動員数はまぁまぁ、関西ではそこそこ有名でした。
関西風のベタな笑いが芝居の中心で、
とにかく観たら元気になれる、そんな劇団です。
足繁く通うようになって、2年ぐらいでしょうか。
いつの間にか、その劇団の座長さんに気に入ってもらい、
「また観にきたん?モノ好きやね!」と
声をかけていただくようになり、
いつの間にか、打ち上げにも誘っていただくようになりました。
どうやら、暑苦しいぐらいに書き込まれたアンケートとか、
毎回の差し入れの好みとか、そういった色んなものが、
座長さんのツボだったみたいです。
そして、ある日、
「そんなに観に来るんやったらちょっと手伝って」と、
スカウトされてしまったのです!
きゃー。
ただの追っかけの私が劇団のお手伝いさんに!
(続く)