大人のアスペルガー(ASD)の
特性とその人と上手くいく秘訣を
【ASDの特徴】
あいまいな表現や指示を
うまく飲み込めない
普通の人が理解できる会話であっても、
アスペルガー症候群の人は
言葉の意味が読み取れず、
理解できないことがあります。
「これ」「それ」「あそこ」
といった代名詞や比喩、
あいまいな表現が苦手です。
また、
指示が分からず質問しようとしても
「何が分かっていないのか」
「何をどのように質問したらいいのか」
が分からず、
固まってしまうこともあります。
【周りの対処法の例】
例として、土用の丑の日に
鰻重の出前をとった時のシーンで
秘訣を解説しますね。
『うなぎにはアレよね』
だけで「山椒」を指していると
いうことが伝わると思わないこと。
『うなぎだから粉山椒よね〜』
と言って
「取ってきてくれる」ことを
期待しないこと。
『そこにある粉山椒とってよ』
と言って
「そこ」がどこのどのあたりのことか
わかると思わないこと。
レベルは様々ですが
以外に「普通」と思って
これらの代名詞や比喩を
口にしている場合が多々あります。
これらのことは、
ASDグレーゾーンの人には
『わからない前提』として
持っておくといいです。
なので、
例えば伝え方は
こうなります
『うなぎには粉山椒を
かけると美味しいから
冷蔵庫の上から2段目の
左端に入れてある透明のケースの
一番奥の方に立てて入れてある
これくらいの瓶に入った
粉山椒を持ってきてくれる?』
です。
相手の方をちゃんと見て
できればニッコリ笑顔で
言ってみてくださいね^^
自分が取ってきた方が
早いのはもちろんですが、
頑張って取ってきてくれ時に
「私がとってきた方が早いわ」とか
「どんだけ時間がかかるの!」とか
憎まれ口を言わずに、
「ありがとう〜〜^^!!」
と笑顔でいうこと。
これが、最大の秘訣です。
ではまた
ジュンコ田中でした
この記事を読んで
『あの人はアスペルガーかも?』
『私はカサンドラ症候群かも?』
と思った方のための
「無料のお喋り会」を開催しますです。