Dr.に聞いてみた(11)「困っていないように見える発達障害その1」 | カサンドラ専門セラピーコーチング〜自分らしく生きるヒント〜

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こんにちは

〜夫婦関係再構築〜

カサンドラ脱却の専門家

還暦ライフメンター

ジュンコ田中ですニコニコ

 

 

 

 

今日は

「困っていないように見える発達障害

(ASD/ADHD)」

というテーマで精神科医の先生に 

聞いてみました。

 

 

《目次》

①Dr.が家族から言われる事

②ストレスによって分断されていく

③女性脳<男性脳(気持ち<屁理屈)

④カサンドラ症候群 

⑤治療

⑥カサンドラの人はどうすれば良いのか

 

 

 前回はこちら

 

 

 

 ************

 

ASD(自閉スペクトラム症)は、

人の気持ちを汲み取りにくい、

こだわりが強い、

マルチタスクが苦手、

感覚過敏などの

特性がある疾患です。

 

 

ADHD(注意欠如・多動症)は、

不注意、多動性、衝動性、

そそっかしいなどの

特性がある疾患です。

 

 

この2つは別々の疾患ですが、

合併していることが多いです。

 

 

ASDと診断されているけれど

ADHDのような不注意がある、

ADHDと診断されているけれど

ASDのようにマルチタスクが苦手、

人の気持ちを読み取れない

といったことはよくあります。

 

 

ですから、

今回は2つをまとめて

「発達障害」として

お話ししていきます

 

 

 

①Dr.が家族から言われること

 

発達障害の治療をしていく中で、

家族やパートナーから

このように言われることがあります。

 

 

・何度言っても同じミスを直さない

・気にしていない、空返事

・何度も言うと怒ってゲームをし始める

 

家族は困っているのですが、

本人は「へへっ」と笑っている?

ということがあります。

 

 

「この人は困っていないんですよ、

だから直そうとしないんです」

とパートナーの方は言いますが、

それはちょっと違います。

 

困っています。

 

表情に出ていないだけです。

 

 

発達障害の人の特徴として、

困った時ほど困った表情ができない、

というものがあります

(後述するように調子が悪い時ほど、

感情を扱う力が弱くなるため)。

 

 

同じミスを指摘したからといって、

 

直せません。

 

 

そもそも発達障害は

特定の物事がものすごく苦手、

できない、

という障害であり、

気をつけてもできないのです。

 

 

ASDの特徴である興味の限定性から、

気にしていないかもしれない可能性はあります。

 

 

何度も言われると

本人もよくわからなくなって混乱し、

ゲームの世界(自閉の世界)に

行かないと落ち着かない

ということがあります。

 

 

僕らか見ると「そうだろうな」

と思うのですが、

発達障害の知識がない人からすると

「何なのコレ?」となります。

 

 

本人も困っているのですが、

困っていることが本人でさえ

よくわかっていない

ケースがよくあります。

 

 

 

②ストレスによって分断されていく

 

 

「問題が起こり

→気持ちの落ち込みがあり

→解決策(トライ&エラー)を探る」

という一連の流れがあります。

 

 

発達障害の人はもともとこのような

統合していく力が弱いのですが、

そこにストレスがかかると

より分断されています。

 

 

何の問題が起きているの

かもよくわからない、

自分が落ち込んでいることもわからない、

患者さんは

「なんだかよくわからないけれど、

私は落ち込んでいます」

「なんだかよくわからないけれど、

イライラしているんです」

と言ったりします。

 

 

このように

「気持ち」の部分だけを

語ったりするのですが、

きちんと病歴を取っていくと、

「うつ病ではなくて、

そもそもこのような問題が

あるから落ち込んでいるんですよね。

だからうつ病ではなく

適応障害なのではないですか

(原因がはっきりしている)。

でも適応障害の背景には

あなたの発達障害の問題が

あるのではないのですか」

と言い直すことができます。

 

 

そうすると患者さんにも

思い当たることがあるようです。

 

初回の診察では

そこまで話されませんが、

何回か回を重ねていくと患者さんが

「先生に言われて考え直してみたのですが…」

と過去のことを

いろいろ話したりします。

 

 

分断されているので

すぐに繋がることはなく、

こちらの言葉は流されることが

多いのですが、

繰り返し言っていくうちに

繋がってきます。

 

 

(③に続く・・)

 

 

(参照:早稲田メンタルクリニックnoYouTube
精神科医がこころの病気を解説するChに聞きました)

 

 

 

今回は、

困っていないように見える

発達障害というテーマでのお話しでした。

 

 

******

 

いかがでしたか?

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