こんにちは
カサンドラさんのメンタルサポート
ジュンコ田中です。
周りの人にはわからない家族が困っているADHDの症状をご紹介します。
(その対処法の例もご紹介しますが、家族はやらなくてはならないものではありあません。)
ADHDの症状とその対処法 今回は『衝動的な発言をしてしまう』です。
【症状】
ADHDの人には衝動的に思ったことをすぐに口に出してしまう傾向があり、言われた相手の人が傷ついてしまうことがあります。
これはADHDの人が物事をすぐに忘れてしまうため、言いたいことは今言わないと忘れてしまうと思って、思ったことをすぐに口に出してしまうのです。
ストレートな物言いが正直でいいといわれる場合もありますが、本人は全く悪気はなくても、余計なことをいう人だと思われることが多いです。
【症状例】
間違ってはいないが、オブラートに包んだ表現ができないため、言われた相手を傷つけてしまう
会議などで的外れな発言をする
必要以上に相手を質問責めにする
【本人の対処法】
《会議などで衝動的な発言をしないために》
会議の内容を先に把握して、発言する内容をきめておく。
会議中に発言したくなったら、まずメモを取っておき、会議後に聞くようにする
発言するときは、一呼吸おき、「ちょっといいですか?」と言ってからにする
《衝動的な暴言を吐かないために》
怒りを覚えたら、自分は何に対して怒っているのかを考え直し「たいしたことではないのではないか」と思うようにする
怒りでは何も解決しないということを常に唱えておく
栄養不足・睡眠不足、生活習慣や健康を管理をして、感情をコントロールできるようにする。
【家族の対処法】
《自分に対し衝動的な暴言を吐かれたとき》
隣の部屋など見えないところに即座に移動する(「ちょっとトイレ」でもいい)
(その場にいると続く可能性があるから)
《同席する場で本人が他の人に衝動的な発言を言ってしまった時》
お笑い芸人のボケ役になってその場を取り繕い本人を連れてそこからいなくなる
《上級者向け》
勉強会で学んだ『私はオウム』をする
その状況後でフィードバックする時は状態のいい時に紙に書きながら慎重に話すか、落ち込みが予測される時は話さない。
ではまた
ジュンコ田中でした。
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