アスペルガーの症状とその対処法『暗黙のルールがわからない』 | カサンドラ専門セラピーコーチング〜自分らしく生きるヒント〜

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こんにちは
カサンドラさんのメンタルサポート

ジュンコ田中です。

 

周りの人にはわからない家族が困っているアスペルガーの症状をご紹介します。

 

(その対処法の例もご紹介しますが、家族はやらなくてはならないものではありあません。)

 

 

今回は『暗黙のルールがわからない』です。

 


 

【症状】

 

アスペルガーの人は、みんなが当たり前に用に知っている社会で生きて行くための暗黙のルールが分かりにくい特徴があります。

悪気があってルールを破っているのではなく、ただ気がつかないのです。

 

アスペルガーに人は『そこにルールが存在するのでは?』と想像したり推測したりすることはしません。

しかし、一旦理解したルールには非常に厳格になる傾向があり、他人が少しでもルールを外れたりすると許せなくなります。

 

 

【症状例】

 

・ご近所の人とすれ違っても、言葉を交わさない。無視する。言葉を交わす意味がわからない。

・行列ができているのに、どうして順番に並ぶのかわからず前に前に行こうとする。

・仕事が長引いた場合でも就業時間になると、例え仕事の途中であっても帰ってしまう。

・演劇やミュージカルなどで笑いのツボがずれていてもかまわず大声で笑い続ける。

・公共の場で声を潜めて話すことができない。

・人にぶつかっても「すみません」といわない。頭と下げたりもしない。

・個人情報を電車の中などで大声で話す

 

 

【本人の対処法】

 

・周りがみな同じような行動をしていると気づいたときは、理由がわからなくてもとりあえずそれに従うようにする。
 

 

【家族の対処法】

 

・根気よく肯定的な言い方でルールを理解させる

・そのルールをとても守ろうとするので一度決めたルールを度々変更しない

 

例:『ぶつかったら頭をさげる』

  『電車やバスの中では小さな声で』

 それがルールだと簡潔に短く繰り返す

 

NGな言い方:

『どうして頭を下げないの?』理由がないから答えられず混乱するから

『大きな声を出すんじゃない』「大きな声以外」はたくさんあるのでどうすればいいか混乱するから

 


ではまた〜
ジュンコ田中でした♬