今日はNLPについて解説します。
【NLPの名前の由来】
1970年代に「2人の学生」が「3人の天才セラピスト」の療法を研究して
その3つの要素の頭文字からつけた心理療法の名前。
3つの要素とは・・
Neuro(神経)
人間は『五感』と言う神経を通して世界を認識し情報を出し入れしている事
Linguistic(言語)
『五感』を通して得られた情報を言語と言うコードにして意味を与えている事
Programming(プログラミング)
コードは体験や経験によって構築され人間の中にプログラムされている事
(生まれてからずっと慣れ親しんできたパターン)
この頭文字でNLPと言います。
NLPはアメリカでベトナム戦争で心に傷を負った大量の帰還兵を劇的に改善して注目された心理療法です。
【NLPの歴史】
①3人の天才セラピスト
1960年代欧米に、全く異なったアプローチを行う非常に有名な「3人の天才セラピス」がいました。
●催眠療法家の『ミルトン・エリクソン』
●ゲシュタルト・セラピーの『フリッツ・パールズ』
●家族療法家の『バージニア・サティア』です。
それぞれが独創的で劇的な成果を出していました。
②2人の学生
1970年代、カリフォルニア大学の「2人の学生」がこの「3人の天才」研究をしていました。
↓
「2人の学生」は「3人の天才」の『ことば』『非言語』『無意識』の使い方を
科学的に分析研究してその中にある共通のパターンを見出し
セラピー(心理療法)として体系化しました。
③5人の継承者
1980年代「5人の継承者」のよって
ビジネスやスポーツなど様々な分野に活用されていきました。
「5人の継承者」
↓
ジュディス・ディロージャ
ロバート・ディルツ
コニレイ・アンドレアス
スティーブ・アンドレアス
*スピーチに活用
アメリカの人気のあった大統領のスピーチでは隅々までNLPが織り込まれ
人々を魅了し強いアメリカを上手く演出していました。
NLPを学び、自身の演説に活かしていた元大統領
↓
アメリカのオバマ大統領
(レーガン元大統領はNLPのトレーナーを5人もつけていたそうです)
*スポーツに活用
テニスプレーヤーアンドレ・アガシ選手の復活は有名です。
当時↓
現在↓
アガシ選手は低迷していた当時、
NLPメンタル・トレーナーアンソニー・ロビンズのコーチングを受け
世界ランク1位に上り詰めることができました。
アンソニー・ロビンズ↓
【NLPで可能となる事】
*感情・思考・行動のコントロール
*他者に対する影響力を飛躍的に高める
*短期間に信頼関係を築く方法
*こころのしくみ(メカニズム)の理解
*成功者に共通する『気づき』の能力を高める
*思い込み(ブロック)の書き換え(自分を変える方法)
*ビジョンの構築(自分が人生で進む方向を発見する)
*自分や他者の問題解決
*成功者の思考パターンや行動パターンを身につける方法
さらに、
世の中に溢れるブームの「引き寄せ」とか「〇〇だけで」などに
NLPが織り込まれていることがわかるようになるので
余計な情報に振り回されない人になります。
【学んでいる人】
《職業》
カウンセラーやセラピスト
経営者
弁護士
医師
セールスパーソン
コンサルタント
教育関係者
学生
主婦
会社員
医師
弁護士
看護婦
コーチ
《年代》
20代~60代
【ラポール・ラボでは】
現在、ラポール・ラボでのジュンコ田中のセッションでは、
このNLPのセラピーを取り入れて行っています。
一般カウンセリングで『離婚しかない』と言われたカサンドラ状態の方でも、
NLPセッションによって驚く程の速さで改善しています。
ジュンコ田中から個別でNLPセッションを受けるほかに
秋からは東京で「カサンドラ脱却中級編」として
NLPを自ら学べるコースも開催します。
ではまた
ジュンコ田中でした。