こんにちは
あなたを笑顔にするティンカーベル
junko田中です。
今日はアスペルガーの夫と上手く話すコツをまた一つ・・・
皆さんは綿あめ(私は綿菓子って言いますが・・)好きですか?
私たちは「綿あめ」が大好きですが
実は、アスペルガーは「ザラメ」が大好きなんです。
そう言われても何の事?
っと思いますよね。
「綿あめ」は私たちの普通(と思っている)「会話」
「ザラメ」はアスペルガーの人が普通(と思っている)「会話」です。
「糖分を摂取する」と言う目的からすると「綿あめ」って全く「無駄」が多い食べ物です。
でも、綿あめの
あのフワフワ感〜
とろける感じ〜
見た目の可愛さ〜
に私たちは「こころがウキウキ」しますよね。
私たちは「会話」においてもこの「ふわふわ感」からくる「ウキウキ感」を楽しむのが主で、特に「糖分を摂取したい」わけではない事が多いです。
つまり、私たちは無駄が多い「綿あめ」から得たい「目的」=「ゴール」は「ふわふわの食感」や「それを食べる楽しさ」や「かわいい〜っと嬉しくなる」という「感情」なんです。
逆に「糖分摂取」は結果についてきてしまう「副産物」であってダイエットしたい女性はできれば「目を瞑りたい」部分ですよね。。。
でもアスペルガーの人が得意なのは「目的思考」や「解決思考」
アスペルガーの人は「綿菓子を食べる目的」=「ゴール」が「糖分摂取」だと思っているので「ザラメ」をカリカリかじった方が「効率的で無駄がない」と思います。
私たちでも、もし「綿あめで糖分を摂取しろ」と言われたらじれったくてイライラしますよね。
この「ゴール設定の違い」が「会話」がかみ合わない原因です。
アスペルガーの人にはこの「綿あめを食べる」という行為の「目的」=「ゴール」は「ふわふわの食感」「それを食べる楽しさ」「かわいい〜っと嬉しくなる」事なんだよって伝える必要があります。
つまり、アスペルガーの人と「会話」するときには「前置き」としてその「目的」=「ゴール」を具体的に言って話し始めましょう。
例えば・・
「ちょっと、どうでもいい事なんだけど、10分だけ聞いて欲しいんだけどさ〜」
↑
「ふわふわ感が欲しい」が「目的」の時の「前置き」
「明後日の15時までに決めないといけない大事な相談なんだけどね。何時なら30分くらい時間ある?」
↑
「糖分摂取」が「目的」の時の「前置き」
などなど・・
ゴールまでの「時間」も知らせておくこと。
「8時まで20分くらいこの話をしたら、私はお風呂に入って寝るね。」
とかこちらの「つもり」も伝えておく事。
今から話すあなたの「会話」の最終「ゴール」は
どんな状態なのかを具体的に自分の頭の中で「設定」してから話し始めるといいですね。
「ただ会話を楽しんで笑顔になる」とか
「子供の進路をAにするかBにするかの夫の経験からの『意見』を参考意見として聞いて『安心』したい」とか
「離婚したくないとあなたを思わせているのが『何』なのかを知ってあなたが私の事をどう思っているのかを『理解』したい」とか・・
深刻な問題であれば、その問題を細かくピンポイントに「細分化」して話しましょう。
その細分化が必要な訳はまた別の機会に・・・
ちなみに私のちょっとした時の「ゴール」はココ↑
(月に1回これだけでいい)
カサンドラの方は
これを読んで、こんな話し方がすぐにはできなくても大丈夫です。
まずは、こんな事が「会話が噛み合わない原因の一つなのかも・・」と頭の隅にでも入れておいてくださいね。
『何となく話して、何となく適当な時間で話が終わって、様子を見て機嫌が良かったら何となくあの事も聞けたらいいかな〜』
こんな感じで会話が流れていくと私達は本当は楽ですよね。
こんな発達障害(かもしれない)の人と上手く付き合うヒントがテーマの講演会のご案内です。
junko田中の、アスペルガーADHDの娘(療育して育てて現在大手コンサル企業に一般入社して働いている)の解説で培ってきた実体験に基づいたアスペルガーと上手く会話するコツや、経験豊富な発達障害の専門・の臨床心理士の神田先生のプロの知識と考え方のヒントを一度に聞けます。
日時:2016年11月12日(土)18:00〜20:30
場所:東京ウイメンズプラザ
資料代:1,000円
託児:無料(事前申し込み必要)
講演名:「アスペでも旦那さんの事が大好き!」講演会&パネルディスカッション
まだお申込み可能です。
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