こんにちは
あなたを笑顔にするティンカーベル
junko田中です。
そろそろ、年末のことが気になりだす頃ですね。。
今日は年末の大掃除でのエピソードから旦那さんとうまく話をするコツを一つご紹介します。
【エピソード @ 大掃除】
ある年の年末12/30の1日だけで、私は大掃除を済ませたかったので、やりたいところをまず紙に書き出しました。
①ガラス拭き
②換気扇
③お風呂
④洗面所
⑤トイレ
⑥キッチン
・・などなど
背も高いのでアスペ夫に
これをお願いねと丸をつけました
①ガラス拭き○
②換気扇○
アスペには「視覚化」がいいのでこれでOKと思ったのですが。
失敗でした。。。
私は朝からせっせと
③お風呂
④洗面所
⑤トイレ
⑥キッチン
とどんどんこなしていって午後になり
ふと気がつくと、夫は半日ずっとかかってリビングの窓の「ガラス」だけピッカピカに・・・
まるでそこにないように感じるくらい綺麗にしてくれました。
でも、一戸建ては小窓も数えると20箇所も窓ガラスはあります。。。
もちろんリビング以外は手付かずで、さらにそのリビングのサッシの「さん」や「レール」はドロドロのまま。。。
「え!うっそ・・これだけ時間かけてそれだけ??
確かに『ガラス』って書いたけど・・
私はこんなにやってるのに〜
換気扇も私〜?」
ショック・・・
なんでやらないの!!!と怒り心頭するけどそれはぐっと我慢・・・
できるところまでザックリやってヘトヘト・・・
この後にやりきれない気持ちでいっぱいで・・
ほんと疲れました・・
アスペあるあるなんですが・・
ここからアスペと話をするコツです。
まずは、基本アスペを変えようとしても噛み合わなくて疲弊するだけです。
説得や口論や喧嘩をするパワーを別の方向に向けましょう。
どんな人でも頭の中にある事を相手に伝える時には、
自分の過去の経験からの当たり前である「思い込み」のフィルターを通して物事を人に伝えてしまいます。
例えば大掃除での私の「思い込み」部分は・・
○窓ガラス掃除=「サン」も「レール」も綺麗。そして大掃除なんだから家中の窓ガラス全部。
○大掃除の担当表を見せる=自分の担当が終わったら大変そうな人のところを手伝う。みんなでザックリでもいいから全部をやる。
○換気扇掃除=ガラスふきの時間を調整して、夕食の支度を始めるまでには済ませないと夕食の支度ができない
私にとって当たり前で紙にも書かなかったし口でも言っていません。
「常識」と私が思っても、これを読んでいる方の中にはそれはないな〜という私ならではの常識もあるかもしれません。
さらにアスペ夫にとっての当たり前はいわゆる「一般」ともかなり違います。
「一般」や「常識」とは何を指すかというところはアスペがひっかるところです。
たとえば、外国人には地震が起きた時に「まず火を消す」という常識は通じませんよね。
それと同じようにアスペ夫に物を頼む時には、具体的に詳細にスケジュールと手順まで示すこと。
アスペにお願いをする時の気分は「発注」です。
そして、できることならアスペ夫にはブログでも書いたセリフ「何があなたをそうさせたの?」と聞いて彼の「思い込み」も理解してあげましょう。
そこまで考えて今度は自分の「思い込み」を外します。
つまり「気付き」と「プラスに見方を変える」事をします。
○大掃除=12月中にやるものなのか?・やらないといけないものなのか?外注できないか?できなかったところは私がやらなくてはならないものなのか?
↓
一年中少しづつやる人もいる。やらない人もいる。ダスキンさんに頼む手もある。自分の担当の分が終わったら自分は休んでいてもいい。
○ピッカピカのガラス=サンが汚くてもそこだけ見れば綺麗
↓
窓が開けばいい。光が入ればいい。
こんな風に考えていくとカサンドラさんは「自分が変なのか?」と思ってきたりもしますが、自分の考え方も自分の経験してきたことからのよる個性です。
自分の個性も大切にしましょう。
でも、これからの経験でそれも変わっていきます。
そんな気持ちを待った状態からアスペとの会話をしてみましょう。
自然と自分の口から出てくる言葉が変わってきます。
そんな気持ちをもった状態になる「コツ」は個別セッションや心理セミナーでお教えしています。
そして、こんな会話の「コツ」は今週末の講演会でのテーマでもあります。
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「発達障害の家族の人がストレスを抱えてしまいがちなのを、いかにうまく付き合っていくか・・そのヒントが得られる」そんな内容です。
家族に限らず、
あの人といるとなんかストレスで・・
どうして話がかみ合わないんだろう・・
そんな気持ちになった事がありませんか?
その方は本人は気づいていないけどアスペルガーかもしれません。
一緒にいて体調を崩してしまうことも・・・
かつての私はそうでした・・・
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