こんにちは
あなたを笑顔にするティンカーベル
junko田中です。
今日は「リタリコ」という発達支援のサイトのコラムをご紹介します。
大人の正義感で不登校を「問題」にしちゃってません?発達障害の息子が語った、学校に行かない理由に行かない理由
一部の抜粋です
先生との会話
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「何かあったわけじゃない。でもうまく言えない」理由で学校を休んだ発達障害の子供の担任の先生とお母さんの会話。
先生「きっとAさんは“こう言えば学校を休める、嫌なことから逃げられる”ってパターンがわかってるんですよ。休み癖が付いてきてるんじゃないですか?」
母「休みぐせ?何ですかそれ?息子は息子なりの理由があるのかもしれなくて、今は言葉にまとめられないと申し上げたじゃないですか!!」
先生「だってそうとしか考えられませんよ、この状況は」・・・
この先生の発言は特に珍しい事ではなくて、なんとか子供のためと思う先生には有りがちな発言です。
どんなに評判のいい先生でも発達障害の対応に詳しくない先生が多いです。
先生ご自身も発達障害?という方も・・
私は、東京で勉強熱心な小中高校の先生方・スクールカウンセラーの先生方が集まるSG(構成的グループエンカウンター)の勉強会で「困った事例」の相談を受けています。
これに似た事例が出ると、勉強熱心な先生方でも出る言葉は
「このお母さんが〇〇だから・・」
「お母さんがもっとこうすればいい・・」
「お父さんはいい人そうだけど仕事が忙しそうで・・」
〇〇はお父さんや周りの人に「わかってもらえない」「共感を持ってもらえない」事から起こる「誰にもわかってもらえない辛い状態=カサンドラ状態」の各段階のことが多いです。
先生の共感のない言葉がますますお母さんを傷つけ、ますます「カサンドラ状態」にしていきます。
リタリコのコラムのこのお母さんはお子さんの主治医の先生に相談して教育支援センターに相談し、学校との間に入ってもらいながらまだ協議中だそうです。
お母さんは行事の参加についての話し合いで疲弊していますが、
前向きです・・
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このため、私はそれを元に自身で判断するように促してきました。メリットとデメリットの境目は息子の成長によって変わるかもしれませんし、体調や気分でも変化するかもしれません。
何より息子の辛さは息子にしかわからないので、何かと難しいことがあるのですが…。
学校には引き続き、努力で乗り越えられない辛さがあることを、ご理解いただけるように伝えていくつもりです。
学校と支援センター、そして息子と私で協力し合いながら、息子にとって最善の判断、「これで良かった!」と思える選択ができるように、サポートしていきたいと思います。
わかってもらうための努力で疲弊しながらも、お子さんのために本当に頑張っていらっしゃると思います。
お母さんご自身の心のケアも心配です。。。
発達障害本人には
『努力で乗り越えられない辛さ』
その人をケアする人には周りの人にそのケアの大変さを
『わかってもらえないことの辛さ』
この二つの『辛さ』を抱えて頑張っているお母さんには、その大変さをわかってもらえる相談窓口はもっとたくさん必要だと思います。
私は、細々とそんな「お母さんの心のケアが一番」と思ってカサンドラ方の為のカウンセラーをしています。
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