
【junkoの経験】
NO1 純粋さをなくす療育?
IT企業で働いているアスペルガー娘の話をします。
娘が中学2年の時
「私、小学校の時にどうして飼育小屋に上靴を脱いだんだろう?」
と小学生の頃のことを話し始めました。
私は「それってどういうこと?」
と聞きながらもすぐに気がつきました。
小学校の時にアスペ娘はみんなとうまくいっていませんでした。
明らかなイジメです。
でも、イジメと本人は気がついていなかったんです。
私は、何度か上靴やいろんな物がなくなるので学校に行って担任の先生と探し回たりしていました。生け垣の中に娘の上靴を見つけて心が痛んだ事もありました。
でも飼育小屋に探しに行った事はありませんでした。
アスペルガーの子供は『自分が見ていないところで他人が何かをする』という想像ができません。
中学2年になるまで自分が飼育小屋で脱いだと思っていたんです。
そして、驚いた事にずっと
『飼育小屋から上靴なしで歩いてきた方法がどうだったのか』が気になっていたんです。
これがアスペルガーの純粋なところであり、周りと合わなくてイジメてみようと思わせるところなんです。
私たちが飼育小屋に自分の上靴があったら、一瞬にして『誰がそんなことしたんだろう!』と思って思い悩むところですよね。
アスペルガーの療育ともいうのは、この純粋さをなくしてしまうという事でもありました。
でも、今社会に出て他の人と同じように働いていられるのはあの療育があったからだと思っています。
そんな、『世の中の嫌なところを教え込まなくてはならない療育』をする親の心はいつの間にか荒んでいくものです。
そんなお母さん達に私は手を差し伸べたいと活動しています。
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あなたを笑顔にするティンカーベル
ラポール・ラボのjunko田中でしたo(^_-)O