【私は私が好きです。なぜならば・・】
今日は生きる力がなくなっていた中学2年のK子が飛躍的に変わることが出来たお話です。
そのきっかけは、写真の女の子の様に誰かに頭を撫ぜてもらったわけじゃないんです(^^;;
学校のクラスで行われた『構成的グループエンカウンター』(注釈①)というワークで変わる事が出来たのです。
それは・・
『私は私が好きです。なぜならば〇〇〇〇だからです。』と班の中で言い合ってお互いに拍手するというものでした。
そこでK子は
『私は私が好きです。なぜならば、笑顔でおはようと言えるからです。』
と言ったら、班の人が拍手してくれて嬉しくなりまた。
そして、思わず
『私は私が好きです。なぜならば、素直にありがとうと言えるからです。』
と言ってしまいました。
すると、また拍手をしてもらえすごく感激したのです。
K子はこの『私は私を好きです。なぜならば・・』を口で言っているうちに、自分の事がどんどん好きになったように感じだと言っているのです。
自分の口で言うことで、自分からのプラスのストロークと、みんなからの拍手がまたプラスのストロークになったんですね。
「自分の事をどんどん好き」=自己肯定感(セルフエスティーム)が向上する
自分の中のストロークがいっぱいになるととても安定した人になる事ができます。
更に、K子は
『これからも、いいところを伸ばして、クラスのみんなと力を合わせ、なにごとにもチャレンジ精神でがんばりたい』
と言う感想文まで書くことができる、すごく前向きな女の子に変身できたんです❗️
実際に、K子はその後の生徒会選挙で専門委員の委員長になりまさにチャレンジ精神で頑張ったそうです。
K子の母親は保護者会で
「あの子が人前で堂々と話すようになったなんて・・企画したりまとめたりといった事を進んでやるようになったなんて・・まだ信じられません』
とK子の成長を驚きと喜びと共に話されていたそうです。
お母さんの驚きから以前のK子の様子を推測するとK子の変化の度合いがわかりますよね。
そして、K子は何か問題にぶつかって心が枯れそうになっても、こういったやり方のコツさえ覚えていれば、心の中にストロークが自分で貯められるようになり、以前のように戻る事はないのです。
素晴らしい効果ですよね(*^^*)
この構成的グループエンカウンターは私がカウンセリングで使っている『サイコエデュケーション』(注釈②)のひとつの方法です。
その場限りの悩みの解消ではなくその人の中でずっと効果が出続けるこんなコツをいくつか覚えていけばこれからもまた悩み事に囚われない予防になりますよ🎵
大人になってしまったけどK子みたいに前向きに変わりたいって思っていかるあなた!
『私は私が好きです。なぜならば~』
と口に出して言ってみましょう🎵
周りに拍手をしてくれる人が居なかったら、笑顔で鏡に向かって言ってみましょう。
そして、それを言えた自分に自分から『偉いね❗️』と心からの拍手を送りましょう~💕
あなたもK子の様にきっと変わりますよo(^_-)O
あなたを笑顔にするお手伝いをしますの
ラポール・ラボ junko 田中でしたo(^_-)O
注釈①
エンカウンターとは
ホンネを表現し合い,それを互いに認め合う体験のことです。この体験が,自分や他者への気づきを深めさせ,人とともに生きる喜びや,わが道を力強く歩む勇気をもたらします。
構成的グループエンカウンターとは
リーダーの指示した課題をグループで行い,そのときの気持ちを率直に語り合うこと「心と心のキャッチボール」を通して,徐々にエンカウンター体験を深めていくものです。
注釈②
サイコエデュケーションとは
「育てるカウンセリング(予防・開発的カウンセリング)」の一形態であり,「心理教育」のことである。知的側面を重視する。
カウンセリングによって問題に対する術を教える教育である。
