下の子はやりたいことが決まらないまま、受験を迎えた。周りが進学するから自分も行かないという選択肢がない感じ。勉強する気はないけどみんなが行くからどっか行く。そんな感じ。
理数科目に苦手感もなく、それこそ幼児期から理数系の発想が面白く、大手塾の幼児向け数学に特化した塾なのか、スクールなのか数学で遊ぼうみたいなキャッチフレーズの習い事の体験に行ったくらい。子供の才能はどこに転がっているか分からないから芽があると思ったらとりあえず伸ばしてあげたいですもんね!
その時はご縁がなかったけど、まあ高校進学後も上の子がすぐにつまずいた化学も、定期試験の数日前に教科書読み込めばなんとか入ってくる状態だったので、国立受験に期待を寄せていました。
しかし、コロナで部活無し、学校なしオンラインの生活の中で何か切れてしまったんでしょうかね、何かのせいにするならば。なんでもテキトーになってしまいました。めんどくせーと数学も捨ててしまいました。
年が明けて私立受験校を決めていく中で、受験学部の散らばり様には驚きました。今更、文系科目でいける理系学科を探し出して、農学部に文学部に商学部、情報?、教育、スポーツ系。共通テスト利用の私立は経営学部と国際学部?全く一貫性がありませんでした。
しかも合格をもらった後で
ここは何をするところかな?って。え?今更それ言う?って感じでした。
押さえの入学金どこに払うんですかってなりました。
最初の予定では押さえの学校の納入締め切り日がチャレンジ校の発表日だったので20万円は浮くはずでしたが、気が変わったので必要になりました。
チャレンジ校と言っても、もちろん学びたい学部ではなく有名で聞こえのいい、そして受かりそうな学部です。
晴れて受かった暁には、家族・親族大喜びでしたが、全く興味のない授業は受けていて苦痛のようです。つまんない、面白くない、単位が取れないの愚痴を半年ごとに聞かされます。
大学進学は当たり前ですが義務ではないです。就職のためのプレスクールだったり肩書き取りに行くところではありません。実際、上の子は学んだこととは違う部署に配属されて、イチから学んでいます。それが普通だと思います。
下の子も一回、就職してお金を貯めて学びたいことが決まってから大学に入り直せばいいのにと思います。今の肩書きにしがみつく必要なんてない、大学名なんて意味がないってその時気づくと思います。
大学名にあれだけ踊らされていた私の、今の率直な感想です。