上の子は文系で、やりたいことがはっきりしていたので、進学に際しても学部選びに迷いはなかった。
むしろ、もう少し偏差値とか世間の聞こえとかよく考えて決めて欲しいと思った。でも、他大学の行きたい学部はとんでもなく難しくて。まあ普通に考えたらここを目指して頑張れなんて、とても言えませんでした。だから学部を変えたらいいのになあなんて思っていたんです。学部さえ変更したら、もっと名前の知れた大学に十分合格できるだろうと思われたので。
でも、今なら分かります。あの時、余計な口を挟まなくて本当に良かった。
本人が行きたいと思った学校に進学した結果、のびのびと思う存分、没頭して勉強出来たし、ご指導くださる教授にも本当に恵まれて今後の人生に大きな影響を与えてもらえた。出会いって本当に大切。やりたいことを学ぶところが大学。学歴を取りに行くところではない。