影響あるんじゃないかなーと思っていたので、特に第一子が生まれた時には絵本を読み込んでいました。買い集めることが好きな私の趣味と、早期教育の思惑が一致した形です。

 

結論から言うと高校受験までは影響していたと思います。

 

高校受験時の中3冬季に塾の先生が、『受験向き国語の解き方』を指導してくれた時、うちの子は混乱して解けなくなったことがありました。つまり、それまで感覚で解いていたと言うことです。感覚で国語が解けるのは高校受験まで。大学受験時には兄弟2人とも現国で苦労していました。それでも特別なことをすることもなく受験に突入しましたが。

 

受験への影響は確実には分かりませんが、今でも絵本の話題になると盛り上がります。『あの絵本大好きだったー』と懐かしむ姿を見ると、当時を思い出してちょっと幸せな気分になります。

 

あと一つ、思い出しました。読み聞かせ方についてです。私は感情を込めて大げさなくらいの抑揚をつけて読み聞かせていましたが、何かの教育本には感情を込めて読まない方が良い、と言うのを見たことがあります。どちらが正しいんでしょうね。

 

私は接続語(しかし、なぜなら、ところが等)を強調して読んでいました。喜怒哀楽もはっきり表現していました。でも、もしかするとそれは私の受け取り方(感情)を押し付けていただけかもしれません。国語力的にはプラスになったかもしれませんが、子どもの受け取り方は大人とは全く違って良かったのかもしれません。想像の膨らませ方はみんな違うものですからね。

 

今更ながら絵本って奥深いですね。