先日 風水のお客様から「方位」について問い合わせが
ありました。
気学でいうところの「(年盤で)五黄殺方位」に行ったの
だが、気になってしまって・・・。
それで「奇門遁甲のカレンダーを購入したい」ということ
でした。
"気学"は一般的に"風水旅行"などと言われて広く知れ
渡っていますね。
私も風水と奇門遁甲を勉強する前は、気になったりして、
気学を勉強して良い方位に1~2泊旅行に行ったことが
何回もあります。
お水取りもお砂取りも 玉埋めもやったことがあります。
懐かしいなぁ
風水を勉強するようになって、先生にも”気学の方位”の
ことについて聞いてみたことがあります。
ですが 「気にしないでいいから・・・」という答えでした。
それよりも奇門遁甲の方が効果があるから・と言われました。
「気にしなくてよい」の理由を当時はあまりよくわかりません
でしたが、その後も何人かの先生に尋ねると、やはり同様の
答えでした。
尋ねた先生はすべて業界ではトップクラスの先生方で、
当然一般にも知られていらっしゃる方々です。
私も1度きり効果を感じだだけで それ以外は効果を感じた
ことがなかったのですが、私のその時の精神面が原因なんだ
と思っていました。
もちろん それも大きいのです。
精神面でマイナス状態だと、いくら”開運”と言われることを
やってみても効果が出ないからです。
また風水を勉強する前で まだ家を整えてはいなかった
(図面鑑定はしてもらっていたのですが 不足していたのです)
ので、”気学”で開運旅行に行っても 運気が漏れてしまって
いたのかもしれません。
※ 家の風水が整っていなければ、せっかくもらってきた
運気もすぐに失われてしまいます。
ですが、「気にしなくていい」の理由に最近ようやっと
納得しました。
(聞いてはいたのですが、一般的に知られる気学より
奥の領域を まだ自分がちゃんと勉強していなかったから
なんです)
方位術としての気学は、大正時代に園田先生という方が
立ち上げられたというかまとめられた方位術です。
(家相的な観方としての気学はそれ以前からありましたが、
現在知れ渡っている開運旅行としての気学ではありません
でした。)
それ以前から 園田先生の気学とは別に、方位術として
の気学もありますが、それは一般の方にはあまり知られて
いません。
ですが こちらも仕事や恋愛などの開運術として使用する
ことができます。
風水やそのほかの占術を勉強する際は、
そういった(その占術の)歴史的な流れも、勉強して
いくんですね。
その占術が出来た経緯を勉強することも、その占術を
扱う上でも また怪しさを知る上でも参考になるんです。
(「怪しい」という言い方は失礼ですが、「間違っている部分
もあるのではないか・・と推測される」という意味です。)
それで、占術界で知られる先生方が「気にしなくていい」
とおっしゃっていたのですね。
<次回に続きます。>
”家族の運気を上げる”に改名しようかなぁと思ってます。