ピアノの先生との時間 | 木蓮 花だより☆ 暮らしの中の小さな気づき

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今日は午前中にピアノのレッスンをしていただきました。

先生のご都合と私の都合を合わせて、毎月レッスンの日にちを決めるやり方をとっています。振り替えレッスンもしてくださるとのことで有り難いと感じています。

 

月に3~4回、1回あたり1時間のレッスンはハノンに始まり、してきた宿題の指導、次回宿題の指導と続きます。

70代の先生は家での練習の時、歌いながら弾くといいと話されます。

ピアノを弾くことと、歌うことは同じだと言われます。レッスンでも歌うのですが、声楽をも指導されている先生なので先生の言われることには意味があるなあと。

あっという間の1時間のレッスンです。

 

今日は1時間のレッスンの後、先生がある保護者の方とのことで気をもんでいるという話をされました。

 

「小学生ふたりの姉妹を教えているのだけれど、練習を全然してこないの。譜読みができていないから上達しなくてね。挨拶もしなくて。この間、お子さんがレッスンをしたがらなかったので10分早く終わらせたら夜の9時過ぎに両親そろって突然訪ねてきたんです。先生に怒られた。だから10分早くレッスンが終わったと娘が言っている、と。私は怒ったりしない。レッスンをするのも好き。もうお風呂も済ませてパジャマだったところに、突然出てきてと言われて本当にびっくりして…。誤解だと説明したけれど…。暫くショックで、食欲もなくなってしまって。ご近所の方だしね。誤解だったとわかっても、先方は謝ることもしなくて。」

 

先生として何十年も教えているけれど、こんなことは初めてだと。

先生の娘さんもピアノの先生をされているのですが、この話を聞いて、レッスンを続けるのはやめたほうがいいと言ってくれたそうです。

 

教え方が上手で、いつも穏やかな私のピアノの先生。

大変な生徒さんと保護者を抱えているのだなあと知って、先生の苦労の一部を垣間見た気がしました。私は大人の生徒だから、そういう話を聞くのもひとりの親として参考になると感じました。

信頼関係なくして、レッスンは成り立たない。お月謝を払っていたとしても、生徒(弟子)としての振舞いをきちんとしないと先生の心証を悪くして、良いレッスンにならない。

 

長文になりました。読んで下さりありがとうございます☆