まほうのなべ

再話・絵 ポール・ガルドン

訳 晴海耕平

童話館出版

 

 

まほうのなべ 

星昔話、民話って楽しいむらさき音符魔法の言葉気づき

 

星貧しい女の子が、森の中で、おばあさんに魔法の鍋をもらいます。

「にえろ ちいさななべよ にえろ」と唱えると、オートミールがたくさん鍋の中で煮えはじめます。

「とまれ ちいさななべよ とまれ」と唱えると、煮えるのをやめます。

女の子が出かけている間に、お母さんが、

魔法の鍋でオートミールを煮えさせて食べますが、

止める言葉を忘れてしましました。

オートミールは鍋から溢れ、、、、

村の通りいっぱいに流れて行きます。

 

女の子が「とまれ ちいさななべよ とまれ」と唱えて、

やっとのことで止まります、

村の人たちは、通りに溢れたオートミールを食べて喜んでいます。

それからは、村の人たちもひもじい思いをすることがなくなりました。

 

星不思議な夢見たいなお話しですね。

ひもじい思いをしなくてよくなりました。というお話しは、

子どもたちはピンとこないかもしれませんが、

人間の本質、

食べて生きていくことが生活するということ。

そんなことを教えてくれるのではないでしょうか?

 

「オートミール」が、日本人である私たち、子どもたちにも馴染みがないので、

「おかゆ」という説明が必要かもしれませんね。

 

 

 

年長さんくらいから

約3分半

お話し会にもGOODキラキラ