ひばりに
内田麟太郎/詩
うえだまこと/絵
アリス館
ひばりに はなそう
うつむいていた きみが かおをあげ
ぼくを そらへ ふいたことを
哀しく、元気がない君に
かける言葉がなく、
隣に咲くたんぽぽになり、
綿毛になった僕
君は顔をあげ
僕を飛ばす風を作ってくれた
そんな内容の詩です。
悲しい思いをする大切なひとを前にした時、
なす術がなく・・・
ただそばにいることしかできない・・・
でも、そばにいるだけでも、
きっと大切な人は顔を上げる力になるかもしれない。
そんな気持ちのこもった詩かなーと思います。
小学生くらいから
約2分半
お話し会にもGOOD