根っこのこどもたち目をさます
え ジビレ・フォン・オルフォース
ぶん ディーン・フィッシュ
地上で、ゆっくりと春が近づいてきたある日、
地面の下では、
根っこの子どもたちを、土のお母さんが起こして歩いていたのです
「さあ、おきなさい。春がきますよ。仕事を始めなくてはいけません」
女の子たちは、服を縫います。
男の子たちは、虫たちの目を覚ましてやり、体を洗ったり・・・
そして、色とりどりの洋服を着て、地面の上に出ていきます。
秋が近づいてくれば、また、根っこの家に帰ってきます
冬には眠り、春を待つのです
自然の摂理を、子どもたちとして素敵な絵で表現し、
メルヘンの世界でよく理解できます。
表紙の絵は黄色と緑の2色ですが、中は春を彩るきれいな絵で、素敵な絵本です
5歳くらいから
約4分半
お話し会にもGOOD