たまたまたぬき

文・内田麟太郎

絵・高畠那生

佼成出版社

 

 

たまたまタヌキ

 

たぬきがいろんなものに化けていた。

たまたま見ていたきつね

大きなひきがえるが、突然サボテンに

サボテンが、たぬきに

 

きつねくんは、ものすごく驚いているのですが、

たぬきは、ふと・・・

「おれは、まことにたぬきであろうか?」と自分の存在について疑問を持ち始める

 

そうしているうちに、

カラスが、

「・・いま、たまたまタヌキなだけだ・・・・ほんとうはもっと・・・」

 

そう思い込み、ほんとうの自分とは何か・・考え続けました・・・

すると・・・・

 

自分は何者なのか・・・

いつも自分を偽っていると、わからなくなることがありますね。

なんだか、そんな感じに思えてくるのは

私だけでしょうか?

 

子どもたちは、純粋に楽しい、面白いと感じているような気もしますが・・・

 

 

 

 

4歳くらいから

約4分半

お話し会にもGOOD!!