わたしのとくべつな場所

パトリシア・マキサック文

ジェリー・ピンクニー絵

藤原宏之訳

新日本出版社

 

 

わたしのとくべつな場所

 

ある日、12歳のパトリシアは、”あの場所”へ一人で行くことを決意します。

おばあちゃんに、

「どんなことがあっても、胸をはって歩くんだよ」と励まされて・・・

 

”あの場所”への道中、

バスの中では、「黒人指定席」があったり、

疲れて公園のベンチに座ろうとしたら、「白人専用」と書いてあったり・・・

 

様々なことが起こりますが、

自分で自分を励ましたり、通りがかりの親切な人に励まされたりしながら、

とうとう”あの場所”へたどり着きます!

 

”あの場所”とは、

誰もが差別されることのない場所でした!

 

世界の中には、そんな当たり前のことが当たり前ではない場所があったり、

かつて、差別があったりした場所があったということを知ることができる絵本です。

 

”あの場所”というのが、〇〇○であったことも素敵です!

 

このお話は、作者のパトリシアが幼少の頃の本当の物語です。

 

 

 

 

小学校4年生くらいから

約6分

お話会にもGOOD