マララの物語 わたしは学校で学びたい
レベッカ・L・ジョージ文
ジャンナ・ボック絵
西田佳子訳
2014年12月10日、史上最年少でノーベル平和賞を受賞した、
マララ・ユスフザイさんの物語です。
マララは、女子教育が恵まれていないパキスタンに生まれましたが、
学校を経営するお父さんが、女の子でも教育を受ける権利があるという考えで、
小さい頃から、マララを教育してきました。
タリバンの支配下となり、
教育を受けることが困難になりながらも、
一貫して勉強を続けたり、
世界に向けて、情報を発信し続けました。
マララは、タリバンによる銃撃も受けましたが、
勇気を失うことなく、
勉強を続けたい!と訴え続けます。
日本では、学校にいくのが当たり前ですが、
世界には、学校にいくために、こんなにも戦っている子どももいるという現実を知ることや、
平和の大切さを知るきっかけになる絵本です。
かなりのボリュームですが、絵本なので、一人で読書するなら、小学校3年生くらいからでも大丈夫だと思います。
お話会で使うなら、小学校5・6年から。
小学校3年くらいから
約11分
お話会にもぜひ!