『どれだけきみがすきだかあててごらん』

の記事を書いていたら、

父が亡くなった時のことを

思い出してしまいました。

ちょうど一年前、

父が亡くなったばかりの時に、

なぜか手に取っていたのです。


主人公は、ずっと、犬をかわいがりながら、

大好きだよ!と

声をかけていました。

でも、家族は、

大好きだよ!って

言っていなかったのです。


その可愛がっていた犬が亡くなったとき、

主人公は

悲しいながらも、

今まで、大好きって伝えていたことだけが

救いだったのです。


私も、父が闘病中、アロママッサージをしたり、

毎日のように、

子どもたちが学校に行っている間に、

高速道路をとばして、

実家に通い、

できるだけのことはしたのですが、

やっぱり、

「大好きだよ」とは

言っていませんでした。

自己満足にしかならないかもしれないけど

お父さんだって

幸せな気持ちになっていたかもしれない。


言っておけばよかった。


お父さん、大好きだよ!

って。