古傷が痛む。 | またあしたね

またあしたね

記憶の記録。わすれちゃうから。 

丁度10年前くらいに自然気胸をしまして。

右の肺がテニスボールくらいまで縮みまして。


苦しかったよ。


繰り返す病気だといわれ

手術しても完治はしないといわれ


応急処置でわきの下辺りから直径1cmくらいの

先端は鋭利な


鉄パイプを!!!


この日は朝まで働いて あぁ疲れたなって。

肩凝ったな~痛い。もんでくれ、店長~!なんて。


でも痛みは広がるばかり。。。


今日は飲まずに帰るわとそそくさと帰り

学校行くまでの数時間寝ようと横になり・・・


やばい。このまま寝たら息できなくて死にそう。


そして病院にいって数時間待たされて

完全なる睡眠不足と体の不調で朦朧としてるのに


気がついたら上半身あれよあれよと脱がされて


鉄パイプを!!!


大の男(お医者さん)二人で勢いをつけながらわきの下あたりに

ブスッ っと。


体内にまでパイプが入ってきた感覚は 今でも忘れませんよ。


部分麻酔なんてすーぐ切れちゃって

すかさず筋肉注射。


パイプより痛かったッス。

気持ち悪くなった。


寝てないしね、そして気を失う・・・。


息ができるようになったのはスッキリしたけれど

そのパイプ 二週間入れっぱなしでしたもんで。


トイレも一緒。

寝るのも一緒。


入院中友達が沢山来てくれて

楽しい気持ちになっても


笑うと痛い。


何してても意外と平気なのに

一番大事な 笑う ということすると痛むなんて。。。


卒論に追われながらの初の入院生活。


もう 経験したくないです~。


そんな傷口は毎年

この時期になると痛むのだ。


冬はしばれるぜ。