彼の故郷


黒龍江省の牡丹江市のさらに郊外


小さな工場地帯の『ファーリン』と呼ばれる町の団地に彼の両親と祖父・親戚が住んでました



そこは水道も一日一度決まった時間にしか水がきません


道も凸凹だし



車以外に馬・牛・ロバが荷車を背負って普通に道路を歩いてました


交通手段はバスかタクシーでした


系統は朝鮮系の方が多く


朝鮮料理のお店もちらほらありました


観光地でもないので、日本人が珍しいらしく



何処に行っても



『リーベンレン!?(中語で日本人を意味します)』


と驚かれ、以外にもとっても親切にしてもらいました

(お店では、やたら買わされそうになった)


市内に行けば日本製品は色々ありました


車はトヨタとNISSAN

自転車のブリジストンもありました


電化製品も日本の大手企業のものが揃ってたし


SONYは携帯までありました



お菓子はグリコやナビスコの製品がありました


何故か北海道と描かれたパッケージのスルメイカがあって、笑ってしまいました



飲み物類は乳製品だろうが常温で売っているのが普通でした

飲食店に行っても炭酸飲料(コーラやビール含め)だいたいが、常温でボトルか瓶で出てきます


瓶ビールとか凍らせて出す店もありました

(破裂しないのか?)

ちなみに果汁100%のジュースは全然見つかりませんでした

しかもペットボトルのお茶には必ず砂糖が入ってました

(カロリーオフみたいな事が書いてあったけど、意味無いやんと思いました)

料理は日本で食べる中華料理と全然違い、油っこいです

味付けは、辛いか甘いかのどちらかで

炒飯を頼んだら油でベタベタのがでてきました(泣)


普段、主食(米)はあまり食べず、おかずを中心とした食生活でした


朝・昼・夕と町の広場で露店があって

小籠包やシャーピン・揚げパンなどおかずが売ってて、主食の変わりに買って食べてました


どれも日本円で一個10円~50円くらいで買えました

(小籠包は一個10円)


ちなみにスープであろうが揚げ物であろうがなんでもビニール袋にいれて持ち帰ってました



これには慣れませんでした


ほぼ毎日くらい、親戚や親類に食事に招待されて


こんな生活でめっちゃ太ってしまいました

(*´ο`*)=3