最後の抗がん剤治療が終わりました。
長いようであっという間の約5カ月。
忘れもしない2016年2月29日の告知、4月19日の手術、6月8日からの抗がん剤。
本当にあっという間。ラストケモが10月19日なので、手術から6か月。
私の2つ目の誕生日(手術日)から半年のハーフバースデー、感慨深いものがあります。
最後の日の前日は突然涙が溢れ、副作用も少なく気楽に受けていたと思われる抗がん剤治療が、やはり不安や心配、恐怖などストレスの塊だったんだとわかりました。
明日で終わるという安心感と解放感。
私、頑張ったよね、ちゃんと笑いながら日常生活も送ったよ。
明日を頑張ったら、病院へ通う日常が、病院へ行かない日常に戻るんだ!
そして、最後の日は晴れ晴れしく病院へ行くことができました。
先生の診察もこれが最後だと思うと涙が出るのをぐっとこらえ、感謝の気持ちを伝えました。(ホルモン治療からクリニックへ転院のため、主治医が変わります。)
そしてケモセンターではなじみの看護師さんがいらっしゃって色々気にかけて頂きました。
最後は投与中の写真を点滴やアイスミトンと一緒に撮って頂きました。
そして、お別れの際に、『もう体にはがんはないから』と嬉しい言葉をかけてもらいました。
もちろん、再発や転移の可能性も捨てられない。
でもこんな風に言ってもらえることがとても嬉しかった。
たくさんの人に助けられてる私の命。
大事にしないといけないと強く感じた一日でした。