長崎のご当地メニュ-トルコライスとは? | 九州最古の喫茶店。ツル茶んのマスタ-のブログ

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創業大正14年、九州、長崎の喫茶レストラン「ツル茶ん」の三代目マスタ-のブログです。姉妹店ヴィンランドも含め、長崎の魅力発信、マスタ-の個人的趣味など、掲載してゆきます。
長崎名物。「トルコライス」や「元祖、長崎風ミルクセ—キ」が大人気。

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トルコライスの名前の由来は諸説あり、いろんなことが語られているため、確定は難しいと思われます。当店が提唱しておりますのは、「レストラン トルコ」起源説。昭和20年代後半に存在したお店で、こちらが最初、レストラン「トルコ」のライスだから、「トルコライス」とのこと、ほぼ60年ほど前の話で、私{三代目}の生まれる前、ツル茶ん二代目が昔話として語っております。

三番目の画像が、「レストラントルコ」の現存するマッチですが、その名前の由来などは、長崎の都市伝説として、いろんな説があっていいと思います。当店は、創業が大正14年の為、よく「トルコライス元祖の店」として認識されることがありますが、それは間違いで、当店は「元祖」ではありません、しかしながら60年ほど前よりメニュ-には存在しており、現存するトルコライスを、ご提供させていただくお店としては最古かも知れません。

トルコライスの定義、としては、「ピラフ、パスタ、そしてメインの料理を一皿に盛り付けた洋食料理」とでもいえばよいのでしょうか?非常に自由度の高い長崎特有のスタイルの洋食メニュ-で、言わば「どんぶり」のような洋食としてのスタイル。現在長崎では260店以上のお店で、そのマスタ-が腕を振るった看板料理「トルコライス」をご提供されております。新しい味への挑戦、お客様へのご提案、、、それを長崎市民の方々、長崎を訪れられた皆様にご支持いただき、育てていただいた、長崎の「ご当地グルメ」と言っていいと思います。

参考}トルコライスマニアックス> http://turkishrice-maniax.ks-depots.com/

当店のトルコライスも最初は、ドライカレ-でした、レ-ズンを入れたりいろいろ工夫をしていたようです。ポ-クカツにはデミグラスソ-ス、添え物には福神漬け、、と、時代を感じますね。それが各店、時を経るに従い、より工夫を重ね、また新たな味にもトライしながら、様々なバリエ-ションを生むようにもなりました。当店のもっとも、スタンダ-ドな「トルコライス」も今では、バタ-ライスにカレ-ソ-ス、とバランスを考えるようになり、福神漬けはサラダに代わってます。さまざまな{お客様に喜んでもらえる}工夫といろんな味わいが、長崎のご当地グルメ「トルコライス」の魅力でもあり真骨頂でもあると思います。是非、いろんなトルコライスにトライされてみてください。

トルコライスは、今や人気の長崎ご当地グルメであるとともに、そのメニュ-をご提供できることが、その60年の時の流れの中で、皆様の、思い出や思い入れ、「ひいき」も含め、愛していただいている、と言うことが何よりの財産のような気がするのです。