
たしかに日本人としては大きいほうですが、
あちらの人の「日本人は小柄」という既成概念を打ち破ったらしく
NYの友人達からは「Wジャイアントジャパ二―ズ」などと言われてました。
相棒の「M」は、筋金入りのアメフト野郎で、{なんと!いまだに社会人アメフト
の現役プレイヤ―}このころも、彼の提案により、毎日仕事前にジム通い
たしか、「ジャックラ―レンジム」
かなりの設備で、毎日フリ―ウエイトやマシンで、筋トレ、当時日本では、
まだめずらしかった「エアロビ」なんかもやりました。
トレ―ニングというものは、やはり「相棒」がいると精神的にも肉体的にも
効果大で、常に相手の上をいこうとやる気が出ますし、限界近いヘビ―ウェイトも、
横で発破かけられると挙がるもの。
また、重いやつにトライするときなんかもお互いのフォロ-が重要です。
毎日、朝からステ―キ食って、ジムまで歩いて10km
2~3時間トレ―ニングやって軽く昼食、夕方から仕事で、
11.00PM頃終わるとたらふく飯食ってなじみのBARへ
心地よくなった頃、良い感じでまた10km歩いて帰宅すぐ就寝。
気候の良いうちは快適でしたが、冬季、NYはマイナス21度くらいまで気温が
下がるので、かなり厳しい、NY特有の強風が吹くと、呼吸と一緒に心臓も
とまりそうでした。
その頃は、もう毎日が南極越冬隊、髭は凍ってパラパラと折れて落ちるし、
寒さも限界を超えると皮膚がヒリヒリと痛くなるというのも解りました。
時に酔っ払って歩いて帰るときなんかもう、命にかかわる。
大雪が積もった時なんか、一面真っ白で、道に迷ってあやうく行き倒れ。
今考えると、結構無茶でしたが、相棒がいたからこそ乗り切れたのだと思います。
>片一方が、酔いつぶれそうになると、あんがいもう一人はしっかりするものです。
相棒「M」曰く。今この時は「俺たちの人生の合宿」
俺たちの目指すは「人間の錬金術」
最高の「相棒」でした。
以前のブログからの転載です。すごく懐かしかったので載せてみました。