辛亥革命100周年、孫文先生と梅屋庄吉 | 九州最古の喫茶店。ツル茶んのマスタ-のブログ

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創業大正14年、九州、長崎の喫茶レストラン「ツル茶ん」の三代目マスタ-のブログです。姉妹店ヴィンランドも含め、長崎の魅力発信、マスタ-の個人的趣味など、掲載してゆきます。
長崎名物。「トルコライス」や「元祖、長崎風ミルクセ—キ」が大人気。

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今年は、1911年中国で起こった初の民主革命とも言える「辛亥革命」の100周年に当たります。
 
この「辛亥革命」は、近代中国の「国父」とも言われる「孫文先生」抜きには語れません。
そして、この革命の立役者孫文先生を支えてきた日本人の一人として「梅屋庄吉」という長崎出身の人物が
非常に注目されています。
僕の持論として、「孫文先生」は、日本の幕末における「坂本龍馬」の立ち位置に似た役割を果たされ人間的にも
非常に似たような印象を受けがちですが、それを支えた「梅屋庄吉」という人はどういう方だったのでしょう。
 
彼は、当時日本の表玄関「長崎」に生まれ育ち、{なんと、坂本龍馬や岩崎弥太郎が活躍の拠点とした土佐商会の大家さんの息子!!弥太郎にも可愛がられていたとか、、、}幼い頃から国際感覚を身につけ、なんと15才で
上海に渡り、やがて香港にて写真館を経営しここで、孫文と知り合い、親友、同志、の契りを交わすことになります。彼はその後、現在の映画会社「にっかつ」の前身となる日本活動写真株式会社の創立者のひとりとして活躍し、その財をもって、現在の金額にして1兆円相当の支援を行ったという。
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先日、この梅屋庄吉のひ孫であられる「日比谷 松本楼」の小坂さんの講演会におじゃまし、いろんなお話もうかがいました。
 
この国境を超えた友情物語は、現在の私たちにも勇気を与えてくれます。         マスタ